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株式市場、先物・オプション市場

 昨日の大幅高の反動も気になるし、上値は重くなると思うが・・・

2023-06-29
おはようございます。
 
 昨日は日本全国で雷注意報が出て大荒れの天気となっていたようだ。株式市場も特に材料がないなかで大きな上昇となるなど波乱含みとなっている。米国市場でも悲観的な見方は薄れているようだ。ただ、悲観的な見方が薄れているということはそれだけ空売りも減少してくるということであり、買い戻し一巡後にさらに買い上がる材料があるのかどうかということになる。日本市場ではPBR(株価純資産倍率)1倍割れ対策からの株高を期待するような動きもあって下支えとなっているのだろう。

 PBR1倍割れ対策で株価が上昇しても日経平均に影響の大きな銘柄ではPBRが1倍を割れている銘柄も少なく、日経平均を押し上げる要因にはなり難いと思う。ただ、下げ渋りとなる要因にはなりやすいのだろうし、今後の各企業の対策なども話題になってくると思う。昨日の相場に見られるように目先の需給で動くのだが、一方向に動きやすい相場でもあり、目先の値動きについていけない向きは大きな流れのなかで投資を考えるといいと思う。指数が大きく動くことが多いということを前提に7月相場を乗り切らなければならないだろう。

33,200円水準で上値を押さえられるのかどうかということになる。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物ではさらに上値を試す動きも見られたが、空売り次第ということになるのだろう。月末の持高調整もあり、上値は重くなると思う。32,800円~33,200円あたりでの保ち合いとなるか、再度32,500円あたりまで下値を試すことになると思う。
 
米国株はまちまちとなったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調となったことから本日の日本市場は買い先行となりそうだ。ただ、節目と見られる水準でもあり、ここからさらに買い上がる材料もなく、配当落ちからの月末の売りもあって上値は重くなるのだろう。買戻し一巡となったものから昨日の反動もあって売られるものと思われる。ただ、昨日のような買いが見られないとなると手仕舞い売りを急ぐ動きも出てくるのだろう。
 
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