主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 線路は続くよどこまでも・・・ という雰囲気になってきたし、テレビでも株高が報道されているので、そろそろ・・・

2023-06-19
おはようございます。
 
 梅雨の晴れ間はもっと清々しい感じがあってもいいのだが真夏の暑さとなっている。梅雨明けまではまだまだありそうだが、それにしても暑い。株式市場も米国市場は上げ一服となったが、日本市場は日銀の金融政策決定会合の結果を受けて特に何も変わらないことが評価されて買われたという形になっている。あくまでも空売りの買戻しと思われるが、日証金ベースでは週末もさらに空売りが積み上がり、踏み上げ相場が続きそうだ。

 今回の急騰の背景は外国人が買っているなどと言われているがあくまでも空売りの買戻しであり、踏み上げ相場なのだと思う。買われすぎ感が強いから少し上げると空売りが増え、下がらないから、あるいはちょっと下がったから買い戻すということになる。そろそろ踏み上げの最終段階が来ると思うが、株主総会シーズンでもあり、ここで上げ一服となると思う。ただ、株主総会も昔の「シャンシャン総会」は終わったが、「ショー化」していることも確かであり、総会の長さではなく、内容的には昔とあまり変わらず、株主総会では特に何もないことが多いので、特に問題視されることはないだろう。株主総会きっかけで調整となるというよりも単に時期の問題で株主総会シーズンなので相場も終わるということになるかもしれない。

こうなると上値の目途と言えば34,000円や35,000円という声が聞こえてきそうだが、さすがにここまでではないかと思う。テレビなどでも盛んに「バブル後の高値」と喧伝されており、証券株が急騰したこともあり、ここが買戻し相場の限界ということなのだと思う。32,500円程度まであっさりと売られるのではないだろうか。
 
週末の米国株は冴えない展開となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が引き続き堅調で本日の日本市場は買い先行となりそうだ。ただ、一連のイベントなどが出揃いここから株主総会シーズンを向かえるということもあり、買われすぎたものから手仕舞い売りに押されるのではないかと思われる。上値の重くなったもの、買戻し一巡となったものから売られ始めるところで空売りが積み上がらなければ一気に売られるのだろうし、空売りが積み上がればさらに上値を試すことになるのだろう。いずれにしても目先の需給での相場ということでまだまだ波乱もありそうだ。
 
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