主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 日銀きっかけで調整となるのかな!? 空売り次第なのだろうが・・・

2023-06-16
おはようございます。
 
 今朝は梅雨の晴れ間で快晴となって、とても気持ちのいい朝となっている。株式市場は米国株も大幅高となっているが、日本株同様に目先の需給要因での上昇ということなのだと思う。この週末はクワドルプルウィッチング(日本のSQ=特別清算指数選出のようなもの)で株式オプションや先物の決済日なので、その持高調整という意味合いもあるのだろう。日本市場も日経平均に影響の大きな銘柄の空売りが積み上がっているが、空売りが減少すると買い手が減るので一気に調整となることもあるだろう。

 日銀の金融政策決定会合で万が一金融緩和の終了などが取りざたされると一気に売られるのではないかと考えてヘッジで空売りをしているような投資家は、日銀の金融政策決定会合で何も変化がないとなれば、ヘッジの意味がなくなるので買い戻しを急ぐことになる。そこで買われることで買われすぎとなってさらに空売りが積み上がるかどうかが今後の相場の方向を決める面もあるだろう。買戻しが一巡となったあとに空売りが積み上がらないと買われすぎ感が強いだけに一気に手仕舞い売りに押されるということになりそうだ。

さすがに買われすぎ感が強いことから上値も重くなってきている。昨日の高値を抜けない限り今度は下値を試すことになりそうだ。日銀の金融政策決定会合の結果が発表されて買われてもそこでカラ売りが積み上がらなければ上昇もそこまでということになるのだろう。いったん25日移動平均線や基準線までの調整は見られそうだ。
 
米国株が大幅高となった割には夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高くなく、昨日同様に日本市場は上値の重い展開となりそうだ。日銀の金融政策決定会合の結果を見るまでは動けないということで結果が発表され、特に何も変わりないということになれば買い戻しを急ぐ動きも見られるだろう。一方で買戻し一巡となった銘柄の上値が重く、上値が重いということで手仕舞い売りに押されるような状況になれば昨日同様いったん上昇しても売り直されるということになりそうだ。いずれにしても右往左往する展開になるのだろう。
 
詳しくは無料メルマガや無料動画をご覧ください。(売り買いのシグナル銘柄一覧が見られるようになりました)
 → https://s-pyxis.com
 → https://youtube.com/live/eVAVhZRYqno?feature=share