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 昨日のような買いが入るのか!? 再度調整となるのか!?

2023-05-10
 おはようございます。
 
 今朝は風もなく、穏やかな朝だが、少し寒い感じでもある。株式市場も米国市場は穏やかな調整という感じでもあり、日本市場もPBR(株価純資産倍率)1倍割れ銘柄を中心に買い急ぐような動きで、TOPIXが高く、年初来高値更新となっている。それほど決算が好調ということでもないのだが、改めて売られすぎ銘柄などは買い直されているということだろう。逆に買われすぎ銘柄は好決算を発表して買われても長続きせず、買戻し一巡後は売られるという状況にある。

 この傾向はまだまだ続きそうで、PBR1倍割れ銘柄などでどこまで指数が押し上げられるかということなのだろう。一方で、株価の水準訂正が行われると今度は日銀保有のETF(上場投資信託)の行方などが話題になるのではないかと思う。世界的に金融緩和が終了して、日本でも好調な決算ということで割安銘柄の修正高となると今度は金融緩和の終了も取りざたされるのではないかと思う。日銀保有のETFに関して、全く話題にならないというのも不思議な話であり、どこかで表面化したときに相場の下押し要因となってくるのだろう。今から考えておいても良いと思う。

29,000円台でしっかりとした動きになっているが、まだまだ上値の重さが気になることになりそうだ。決算発表が出揃ったあとに金融緩和の終了などが取りざたされ、あるいは米国での財政問題や地政学リスクなどが取りざたされると一気に28,000円あたりまでの調整があるのだと思う。
 
米国株は手仕舞い売りに押されて冴えない展開となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も冴えない展開となったこと、そして昨日の大幅高の反動から売り先行となりそうだ。ただ、昨日同様に買い手掛かりはないが好決算銘柄などの買いを頼りに空売りの買戻しが入って値持ちが良いとさらに買い戻しを急ぐというような展開も期待される。一方で買われすぎ銘柄には手仕舞い売りもあるのだろうし、いったん下げ始めると一気に調整となる可能性もあるのだろう。いずれにしても目先の需給での動きなのだろう。
 
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