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株式市場、先物・オプション市場

 相変わらず上がれば売られ、下がれば買われるのだろう・・・ 保ち合いを放れるかどうか・・・

2023-04-25
 おはようございます。
 
 今朝は寒い朝でまた冬が舞い戻った感じだが、日差しは強く、「天気に騙されるな」という感じだ。株式市場も指数は方向感に乏しいが値持ちがよく、堅調なように見えるが、企業業績はそこまで好調なように見えない。決算発表が本格化するなかで、果たしてどこまで価格転嫁できるか、コスト増をこなせるかということになるのだろう。実際に海外での調達金利が上昇しているし、日本以上に欧米でのインフレが進んでいるということになると、海外でもどこまで価格転嫁出来ているかということになるのだろう。

 また、中国の空母が台湾沖から動かないなど台湾有事が現実化しそうな雰囲気もあるなかで地政学リスクもどこかで出てくるのだと思う。週末の日銀の金融政策決定会合は特に何も変わらないということだろうし、新総裁も緩和継続を打ち出しているという認識なので、改めて買い直すこともないだろう。ただ、逆に緩和終了が近いようなニュアンスが見られれば、買われすぎ銘柄=高PER(株価収益率銘柄)を中心に売り急ぐことになるのだろう。いずれにしても買戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押されることになるのだろう。

28,500円~28,700円の保ち合いをどちらに放れるかということになるが、買戻し一巡となったものから売られるということになれば、下に放れる可能性が高いということだろう。そうなると28,200円~300円あたりで下げ止まるかどうかということなのだろうし、大きな流れとしての27,000円~28,000円を中心とした保ち合いが続くということなのだろう。
 
米国株はまちまちだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこともあり、買い先行となりそうだ。ただ、保ち合いの上限を抜けるかどうかといえば特に抜けるというだけの材料もなく、寄り付きの買いが一巡となった後に買われるかどうかということだが、そこまでの買い材料があるとはないだろう。買戻し以外に買いが入るかどうかということだ。
 
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