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株式市場、先物・オプション市場

 方向感に乏しい展開か!? 地政学リスクが高まっているが・・・

2023-04-10
 おはようございます。
 
 今朝は天気も良く、春の雰囲気ではあるのだが、見た目よりも寒い朝となっている。天候の変化が激しく、なかなかついていけない感じだ。それでも日差しは強くなってきており、すぐに暑い季節になるだろう。先週末の米国市場はイースターのグッドフライデーで休場となった。さすがに日本ではまだイースターで大騒ぎするということはないようだが、そのうち、ハロウィンやバレンタインデーのように、大騒ぎする時代も来るのかもしれない。いろいろなイベントがあるということは楽しくて良いし、景気の浮揚にもなりそうだ。

 一方で、株式市場では地政学リスクなどがあまり取りざたされていないような気がするのだが、かなりいろいろとシビアな時代になっているのではないかと思う。統一地方選、特に首長を決める選挙では現職が強いということなのだが、何も変わらないということは株式市場も特に何が変わるということでもないということになりそうだ。地政学リスクなどもこのまま大きく取りざたされることなく、いきなり大きく事態が変化するという懸念もあり、我々としては地政学リスクが経済にとっても大きなリスクであると改めて認識しておく必要もあると思う。

引き続き27,500円を中心として27,000円~28,000円での動きが続くのだと思う。ここから決算発表が始まるところであり、まずは2月決算の発表があるが、特に好調となる銘柄が多ければ金融緩和の終了が取りざたされるのだろうし、芳しくない決算が多くなればスタグフレーション懸念から売られることになるのだろう。いずれにしてもまだ当面は保ち合い相場が続くと思う。
 
米国市場が休場となり、米国では金利の上昇も見られたが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物はしっかりとした動きなので、買い先行となりそうだ。地政学リスクなどが取りざたされており、積極的に買い上がるということにはいかないのだろうし、寄り付きの買いが一巡となったあとは売り直されることになるのだろう。まずは先週木曜日、金曜日の高値安値をどちらに抜けるかということで方向感が決まるのだろう。
 
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