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株式市場、先物・オプション市場

 27,500円を超えても買われるのかどうかが注目されるが・・・ 買戻し一巡後が問題だが、いったん上値を試す展開に期待!!

2023-03-28
 おはようございます。
 
 今朝も雨が降っていて「菜種梅雨」ということなのだろう。季節の変わり目の雨だが、今朝はとても寒い感じがする。株式市場も案外値持ちはいいのだが、本格的な上昇にはほど遠く、まだまだ冴えない展開が続くのだと思う。上昇する時は急騰、ということで一斉に買いが入るのだが、あくまでも買い戻しが主体ということであれば長続きはしないということになる。

 買いが続くということは買い方の回転が効いている状況かあるいは割安銘柄が次々と物色され、その間に買われた銘柄の業績が向上し割安感が出るというような循環が必要なのだろう。まだまだ市場全体として見た場合にはそこまでいっていないのだから、まずは割安銘柄の修正高を見てみるということで良いのだろう。IPO(新規上場)が多くなっており、昨年9月や12月に大量に上場した銘柄のなかで低迷しているようなものが見直されるという場面もありそうだ。ただ、新興企業の「割安」というところも見極めが難しいので、しっかりと中身を見て判断したいと思う。

27,500円を超えると売られるという状況が続いているが、抜けてきてしっかりとさらに上値を試す動きになるのかどうかが注目される。27,600円~27,800円あたりが節目となっており、28,000円はまだ遠いと思われ、まだまだ保ち合いが継続ということで良いのだと思う。27,500円を超えれば売り上がり、27,500円を下回れば買い下がりという状況が続いているということだ。
 
米国株はまちまちだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったことから買い先行となりそうだ。節目と見られる27,500円を超えれば売りというような状況が続くのかどうかということが注目されるが、空売りが積み上がっている銘柄なども多く、期末を控えての買い戻しなどが入れば堅調な展開となりそうだ。寄り付きからの買戻しが一巡となったあとに上値を買い上がるということにはなり難いと思われるが、売りがでなければ上値を試すことになるので、堅調な地合いが期待される。
 
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