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株式市場、先物・オプション市場

 金融不安は薄れていると思うのだが・・・ 手掛かり難で小動き・・・

2023-03-27
 おはようございます。
 
 季節の変わり目で天気が悪い日が続いているが、満開の桜がいくら気分を良くしてくれている。株式市場も異様に金融不安を煽るような報道が多く、乱高下となっているが、米国の株価バブルが弾けての「終末」の症状ということなのだろう。金融緩和はバブル崩壊で終わるということなので、バブルに乗って上がりすぎたものが修正されるということの一環なのだろう。30年以上前の金融緩和バブルの崩壊を知っているからこそ、アベノミクスバブルも節度を保たれたということなのだと思う。

 特に日本市場ではバブルという銘柄は一部であり、バブルに乗り切れなかった、というか、乗らなかった銘柄が多いのだから、株式市場の崩壊とか、お金の行き場が無くなるとかいうことでもなく、信用収縮の影響は大きくはないと考えられる。アベノミクス以降の時折見られた暴落でそのたびに修正が効いているので、今回もあったとしてもこれまでの比較的短期的な暴落(1年程度での回復)ということなのだろう。気を付けなければならないのはやはり、日銀の政策変更であり、金融不安ではないと思うし、日本では金融緩和が終了しても金融不安は起こらないと思う。

大きな流れは全く変わっておらず、金融相場から業績相場への移行過程の端境期ということで上がれば売られ、下がれば買われるという状況なのだろう。金融機関への過度な警戒が薄れれば買い直されるものも多くなるのだろうし、底堅さが見られれば買い戻しを急ぐ動きも出てきそうだ。当面は27,000円~28,000円を中心とした保ち合いが続ているという想定で良いと思う。
 
週末の米国株が堅調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったこともあり、週明けの日本市場は堅調な展開が期待される。引き続き金融不安を煽るような報道が多いのだが、実際には金融機関の破綻が続いているということでもなく、行き過ぎた信用供与が萎んでいるというようなバブルの破裂ではないので、そろそろ落ち着いてくるものと思われる。期末の配当取りの動きなどで案外しっかりとした動きになるのだと思う。
 
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