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 金融不安は払しょくされた!? 今度は米国の利上げ打ち止めを期待!?

2023-03-22
 おはようございます。
 
 彼岸の中日を過ぎ、今日から暖かくなるようだ。公園の桜もほころび、春爛漫ということだ。株式市場もようやく金融不安が薄れたが、やはり今回の金融不安でもかつてのサブプライムショックなどの影響が尾を引いているということなのだろう。毎回毎回「リーマンショック時と比べ」というようなことが言われるが、その他にもいろいろなパターンのショック安があったわけであり、どのパターンかということをしっかりと見極めれば過去の株価の動き、騒動の顛末などが参考になるのではないかと思う。

 もちろん、ステレオタイプ的にショックを考えるのではなく、個々のショック安はすべて違う要因で動いているわけなので、その時々の金利や需給、金融政策、そして経済情勢などを考え、お金の流れを考えるということが大切だろう。さらに各国政府の経済・金融政策も考慮する必要もあるだろう。だから簡単に「リーマンショックの再来」と不安視するよりも、当時の状況やその後のショック安と何が似ていて、何が違うのか、そして最終的にはお金がどのように流れ、どのように消えてしまうのかを考えていればいいのだと思う。

27,000円台回復となりそうだ。やはり基本的には27,000円~28,000円を中心とした保ち合いが続いているということであり、金融不安が薄れたことでしっかりと戻しそうだ。後は米国での利上げ打ち止めが確認されるかどうかということであり、打ち止めを打ち消すようなことになれば、再度売り直されるのだろうし、打ち止めが確認されれば27,500円や28,000円を目指すことになるのだろう。
 
休日明けの日本市場は米国株が大きく反発となったことから、買い先行となりそうだ。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく上昇しており、休日前に大きく下げた分を取り返すような戻りが期待される。ただ、米FOMC(公開市場委員会)を控えているということでもあり、買い戻し一巡からは上値も重くなるのだろう。買い方の回転が効いて、空売りが積み上がっているものから買い戻しを急ぐ展開になれば、買いが買いを呼ぶようにもう一段の戻しも期待される。金融株が買い直されるのだろう。
 
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