戻りを試すことになるのだが・・・　意外高となるか！？　・・・空売りは積み上がっていないのだが・・・

　おはようございます。
　
　今朝は良い天気だが寒い感じの朝だ。暑さ寒さも彼岸までということでもう少しすれば暖かくなるのだろう。最近は春や秋がなく、急に暑くなったり、寒くなったりということだが、株式市場も急騰急落が多く指数の値動きも大きくなっている。これまでも述べているように３月や９月の決算月は大きく一方向に動きやすいということで急騰急落が繰り返される。米国の銀行破綻からの急落も終わったように見えるがまだまだ波乱もあるのだと思う。

　今回の銀行株の急落のように連れ安となったケースでは往々にして売られすぎという銘柄も多くなる。特に日本のメガバンクに直接的に影響があるとも思えないし、逆にメガバンクなどに資金が流れるということもあるのではないかと思われる。危険な銀行から安全な銀行に資金が移るというようなこともあるだろう。暗号資産がリスク回避の資金の逃避先となっているようなところは何だか笑える話ではあるが、本当に安全なところを見極めることになるのだろう。これまでの世界的な金余りの状況が変化していることは確かなので、しっかりとお金の流れ、流れの量などを見ておく必要はあるだろう。

まずは日経平均で27,500円を試すことになりそうだ。上値が重い状況なのかもしれないし、空売りが減少している銘柄も多く、ここから戻すところで空売りが積み上がるかどうかということになる。指数に影響の大きな銘柄の空売りが積み上がれば27,000円台後半までの戻りが期待される。引き続き27,000円～28,000円の保ち合い相場ということなのだと思う。
　
米国株が反発となったことから本日の日本市場も堅調な展開が期待される。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われており、買い先行となるのだろうが、銀行株がしっかりと戻すかどうかということになる。足元の業績では特に問題があるということでもなく、米国の銀行株安に連れて売られただけにここから戻すということになると思うが、しっかりと戻さないと相場全体が冴えない展開となりそうだ。
　
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