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株式市場、先物・オプション市場

 今度は急落となりそうだが・・・ 買い戻しで下げ渋るかどうかだが・・・ 日銀金融政策決定会合は材料にならないか・・・

2023-03-10
 おはようございます。
 
 今朝もどんよりとした曇り空だが、少しは暖かい朝となっている。毎年この季節になると花粉のせいだけではなく涙腺が弱くなるのだが、株式投資でうまくいかないからと言って嘆いているうちはまだ幸せということだろう。想定した通り3月、決算月ということで波乱となりそうな気配だが、本日も想定されたような下落とならないとなると、少し見方を変えなければならないだろう。恐らく、しっかりと調整となるのだと思うが、SQ(特別清算指数)に絡む買いが一巡となった後にどれだけ買いが入るかということになるのだろう。

 あまり世間では話題になっていないが日経平均の入れ替えに伴う、現物売り、先物買いが本格化すると思われるので、売りから入るか買いから入るかで相場の方向が決まるケースも見られる。SQで買いが先行となるようであれば、現物売り、先物買いの大きなチャンスでもあり、こうした目先の需給で指数が振らされることが多くなるのだろう。因みに、昨年末の「来年の相場アンケート」で今年は3月に29,000円で高値をつけると予想したのだが、ここから一気に調整ということになれば、そういう意味では想定通りということになるのだが・・・。
 
28,500円を一気に超えたものの、夜間取引で一転して大きな下落となり、今度は急落懸念が強まっている。こうなると28,500円を超えると売りということになり、ここから調整となる可能性もありそうだ。3月決算月で一方向に動きやすいので、日銀の金融政策決定会合でも、特に買い支えの材料となることもないのだろうし、金融緩和継続でも織り込み済みということで手仕舞い売りに押されることになりそうだ。一気に27,500円あたりまでの下落ということもあるかもしれない。
 
米国株が大幅安となり、さすがに夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も大きく売られたことから売り先行となりそうだ。先物が限月交代となったが、先物が現物よりも250円程度安いのが適正と考えて見ると、夜間取引の終値から考えると28,200円台となる。日経平均に影響の大きな銘柄に空売りも積み上がっており、底堅さも見られるのだろうが、ここで一気に下落となると売りが売りを呼ぶような展開も想定される。そうなると買い戻しだけでは抗しきれず、指数先行での大きな調整となる可能性もありそうだ。
 
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