主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 意外に値持ちの良いパターンもあり得るが・・・  下がれば売りになるのか、下がれば買いになるのか!!

2023-03-08
 おはようございます。
 
 今日も暖かくなるとのことだが、意外に朝は寒い感じだ。ここ数年、春と秋がないような状況なので、3月なのに夏のような暑さもあるのかもしれない。株式市場も急騰となっているが、3月や9月の決算月の相場は急騰急落が繰り返されるケースが多く、昨晩の米国市場が大きく下落したように、日本市場でも一方向に大きく動きやすいのだと思う。構造的な要因もあり、特に日経平均は大きく振らされることもあると思う。空売りの積み上がっている銘柄も多く、売り方の回転が効くのか、踏みあげさせられるのかでも大きく動くことになるだろう。

 上がれば売り、下がれば買いという状況から、上がるから買うという状況になっていたが、今度は下がるから売るになるのか、下がれば買いが入るのかを見極める必要がある。つまり、水準を変えての保ち合いが続くのか、急騰後の急落となるのか、ということだ。先述したように決算月ということを考えると、後者である確率が高いので、大きな下げがあるかもしれないと考えておいた方が良いと思う。
 
ただ、前日までの急騰の反動もあり、大きく下がる可能性が高いと思う。28,500円まで到達しなかったということで手仕舞い売りを急ぐ動きになれば、一気に28,000円前後までの下落もあるのだろう。そして、あっさりと28,000円を割り込むようなことになれば、一気に27,500円あたりまでの下落ということもありそうだ。
 
米国株が大幅安となった割には夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が下げ渋ったが、本日の日本市場はとりあえず売り先行となりそうだ。寄り付きからの売りが一巡となったところでどれだけ買い戻しを急ぐことになるのか、ということなのだろうが、ここのところ買われすぎ銘柄がさらに買われていたこともあり、買い戻し一巡となったものから売られることもありそうだ。先物・オプションSQ(特別清算指数)算出を控えての思惑や日経平均の配当取りなどで一方向に動きやすいことから、意外に大きな下げとなったり、意外に下げ渋るということもありそうだ。
 
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