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株式市場、先物・オプション市場

 27,500円を「超えたら買い」なのか「超えたら売り」なのか!?

2023-02-28
 おはようございます。
 
 今日は少し暖かい感じでさすがに3月になるという雰囲気になっている。株式市場はまだまだ波乱もあるのだろうが、保ち合い相場が続いて下値不安は少ないような気がする。決定的な買い材料や業績相場への移行が見られるということでもないし、日本ではまだまだ金融緩和が続くということになっている。これだけ物価が上昇している感じなのだが、デフレ脱却という雰囲気になっていないことが不思議ではあるが、株式市場でいうところの「安値覚え」というような印象なのだろう。

 高値覚えとか安値覚えということが言われるのだが、まさに今の日本の経済がインフレに対して鈍感になっているということも含めてデフレに慣れ過ぎてしまっているということだと思う。安ければ良いとか、効率的であればいい、コスパが良ければいいというようなことでもあり、うまく立ち回れば勝ちというような感じで見た目ばかりを張りぼてのように着飾っている感じだ。カリスマ経営者も良いが地味にしっかりと利益を上げている企業でも派手さがないから割安に放置されているというようなものも多いのだと思う。変化がなくても地道に成長している企業などにも注目して置くと良いのだと思う。一つ、「価格転嫁ができる企業」ということを改めて確認して見ると良いのだと思う。
 
27,500円水準が上値となるのかどうかということだ。27,500円を超えても27,800円水準の節目があり、積極的に買い上がるということでもないだろう。これまで通り27,500円を超えれば売り上がり、割り込めば買い下がりということで27,000円~28,000円のレンジでの動きを想定しておけば良いのだと思う。
 
週明けの米国株が堅調な展開となったことから本日の日本市場は買い先行となりそうだ。ただ、積極的に上値を買い上がるほどの材料でもなく、節目と見られる27,500円水準では上値も重くなるのだろうし、いったん上値が重くなると月末の売りに押される形で冴えない展開となりそうだ。一方、月初の買いに対する期待などもあり下がれば買いという雰囲気は続くと思われ、割安感が出ている銘柄や空売りが積み上がっている銘柄などを中心に堅調な地合いは維持されると思う。
 
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