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 売り先行の後下げ渋るか・・・ 27,500円の攻防!?

2023-02-17
 おはようございます。
 
 今朝もとても寒い朝で曇り空となっている。烏の鳴き声もいつも違う雰囲気でもあり、株式市場も波乱となるのかもしれない。今日は週末ということでもありこれまで売られたものが買われ、買われたものが売られるというような手仕舞いの売り買いが中心ということになるのだろうし、相場全体としての方向感が見られないなかでは指数の方向感が影響の大きな銘柄に左右されるという状況が続くのだろう。

 上がれば売られ、下がれば買われるという状況が続いているのだが、いつまでも続くということでもなく、いったんどちらかに動くと案外一方向に動くことになるのかもしれない。米国でも日本でも決定的な材料に乏しく、企業決算もまだら模様ということで材料にならず、金融政策も方向感が見えにくいという状況なので、意外にちょっとした地政学リスクや金融当局高官の発言などで大きく振らされるということもありそうだ。どこかで動いた方につく、ということなのだろうが、大きな流れは全く変わっておらず、金融緩和の終了が続くということだと思うので個人的には上値は限られると考えている。
 
上値の節目とみられる27,800円を試すような動きは見られず堅調ながらも上値が重いという状況だ。企業業績の落込みは限られ、円安効果も期待される一方で、上値を抜けるだけの材料にはならないということでまだまだ保ち合いが続くのだろう。
 
米国株が大幅安で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場は売り先行となりそうだ。日本でも日銀の新総裁を巡っての動きで金融緩和の終了への懸念も高まってきており、企業業績への影響も取りざたされ始めている。スタグフレーション懸念が強まるようであれば再度下値を試すことになるのだろう。指数に影響の大きな銘柄には空売りも多いので、週末の買い戻しで下げ渋る場面も見られるだろう。
 
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