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 27,000円を超えても買われるのか!? 上値は重いと思うのだが・・・

2023-01-24
 おはようございます。
 
 過去最高の寒波がいよいよやってくるようだ。この寒波を超えればあとは春が近いということになるのか、まだまだ波乱があるのかということになる。株式市場も昨晩の米国市場などを見ているとここまで売られた反動から上昇相場に転じたというようにも見えるし、「大相場は悲観の中で生まれ、懐疑のなかで育ち」ということもあるので、しっかりと育っているように見える。ここから本格化する決算発表での波乱を乗り越えればいいのかもしれない。

 ただ、日本ではここから本格的な上昇となるにはまずは日銀の政策変更が気になるところでもあり、日銀保有のETF(上場投資信託)の行方も気になるところでもあり、まだまだ波乱は多いと思う。米国もこれまでの「適温」とはほど遠い状況であり、インフレ懸念が薄れると言っても人員削減での賃金コストの低減であれば全く意味もないので、見直し売りに押されるということになるのだろう。波乱含みでまだ「懐疑」な気持ちも必要だと思う。
 
節目とみられる27,000円前後を試す動きになりそうだ。昨日は27,000円まで到達しなかったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が27,000円を超えており、75日移動平均線の水準である27,100円台後半が上値めどとなるのだろう。27,000円を超えたら売りという雰囲気になって空売りが積み上がれば次の節目である27,500円まで上昇するのだろうが、27,000円前後が上値となって、再度26,500円程度までは下落となるのだろう。
 
週末に続き米国株が高くなったことや円安を好感して買い先行となりそうだ。ただ、個別企業の決算発表の本格化を前にここからは手仕舞い売りもかさむものと思われ、上値も限られるのではないかと思う。指数に影響の大きな銘柄も空売りが積み上がっておらず、買い戻し一巡となったものから売られるということになりそうだ。中国関連銘柄などの手仕舞い売りが嵩むと冴えない展開となるのだろう。
 
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