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 28,000円台を保てるか!? 米利上げ継続を嫌気する動きに!!

2022-12-15
 おはようございます。
 
 昨日はふたご座流星群が見られるということで寒い中目を凝らしていたのだが、結局見えなかった。米国のFOMC(公開市場委員会)の結果発表、そしてパウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長の会見と目を凝らしていたのだが、特に目新しい話もなく、目先の利上げ幅は減速するものの着地点は高いということで、株式市場では嫌気する動きとなったようだ。ただ、これまで通り、買われすぎ銘柄は買えないが買えるものもあるというような感じでもあり、一時期のかなり悲観した動きではなくなっている。

 日本市場でも最近は暴落説もなく、相変わらず強気な向きも見られるが、自分としては日経平均は買われすぎ銘柄のウェイトが高いこともあり、上値は限られるのではないかと思う。企業業績が回復してくれば日銀のマイナス金利などは変更になるのだろうし、金融緩和継続ということであればまだデフレが続いて企業業績に対しても期待できないということになる。為替の面でも円安効果がある企業とそうでない企業との明暗が別れるし、相場全体としては一本調子出大きく上昇するということではないだろう。まだまだ保ち合い相場が続くということだ。
 
28,000円の攻防ということになりそうだ。昨日のように28,000円を意識するところ、試すところで下げ渋るのかどうかということになると思う。ただ、28,000円を超えると売り、超えると買えないという雰囲気でもあり、まだまだこれまで通りの保ち合い相場が継続しているということなのだと思う。再度27,500円あたりまでの調整は見られるのだろう。
 
米国株が軟調となったこともあり、本日の日本市場は売り先行となりそうだ、再度日経平均の28,000円を試すことになるのだろうが、やはり28,000円を超えると買えないということになるのだろう。空売りの買い戻しなどで下げ渋る場面もあるのだろうが、そこで空売りが増えないと下値を試すことになる。円安を好感する動きがでれば下げ渋るのだろうが、日銀の金融政策決定会合を来週に控え、少なくとも買い急ぐ動きにはなり難いのではないかと思う。引き続き割安銘柄などへの資金逃避は見られると思う。
 
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