主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 28,000円を超えたところで、超えたら買いになるのか超えたら売りになるのか・・・

2022-12-13
 おはようございます。
 
 今朝は朝から雨ということで荒れた天気になるとのことだ。気温も全く上がらないということで真冬の寒さということだが、株式市場は米国株が大きな上昇となったことを受けて、堅調な展開が期待される。ただ、熱い相場という雰囲気でもなく、まだまだ目先的な需給要因での買い戻しが主体ということではないかと思う。上がれば売り、下がれば買いということには変わりなく、ここで大きな上昇となったところでさらに空売りが増えるか、買い戻し一巡となるのか、で今後の相場の方向が決まるのだろう。

 米国での指標の発表やイベントをどこまで織り込んでいるのかということになるのだが、ここで大きな上昇となると好材料を織り込んだという形になると思う。そうなれば、逆に市場に取ってネガティブな数字が出てきた場合に反対に大きな下落となるということであり、そこまで見切り発車で良いのかどうかということだ。普通に考えるとここで底入れ感が出たと慌てて買い上がる人というのは空売りをしている向きの買い戻しだろうと考えられるので、買い戻し一巡後は売り直されることも多いのではないかと思う。
 
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、一気に28,000円を超えてきそうだが、超えたところからは上値も重くなるだろう。さらに買われるということになってもここからは戻り売りを意識すれば良いと思う。引き続き27,500円~28,000円を中心とした保ち合いで上下500円程度の振れを考えておくということで良いと思う。
 
米国株が大幅高となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われていたことから本日の日本市場は買い先行となりそうだ。積極的に買い上がる材料もないが買い戻し一巡となったものの売り急ぐ動きは見られず、28,000円の節目を試すことになりそうだ。28,000円を超えたら売り、と戻り売りに押されるか、超えたら買いと買い戻しを急ぐ動きになるのかどうかが注目される。ただ、ここから米国のCPIやFOMCもありまだまだ波乱含みで買い戻し一巡後は買い切れないのではないかと思う。
 
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