冴えない展開が続く・・・　日経平均はユニクロ次第！？

　おはようございます。
　
　今朝も良い天気で鳥の声が大きくなっている。本日は満月ということで何か変化が起こる可能性もありそうだ。株式市場は膠着感が強く、方向が見えない状況だが、中身を見ていると案外下がらない銘柄が多いような感じだ。売られるところまで売られている、あるいは売れる水準ではないということなのだろうが、やはり、空売りが少なくなっているということもありそうだ。逆に空売りが積み上がらないから、減少しているから上がらないという面もあるが、ある程度売る人は売ったというような銘柄も多いということなのだろう。

　商社株や銀行株のように割安感がある銘柄は少し下がっただけで買いが入るという状況になっており、割安銘柄の修正高は期待できるということなのだろう。逆に言えば買われすぎ銘柄が再度買われすぎまで上昇するという期待が薄く、消去法的にも割安銘柄が注目されているということだろう。毎日集計している「カギ足シグナル」でも売りシグナルも買いシグナルも少なく、さらに買いシグナルでも何度目かの買いシグナルという状況で買えるものがない状況となっており、それだけ相場全体としては方向感が見えないということだ。ここは引き続き上がっていない割安銘柄、出遅れ銘柄を探してみると良いと思う。
　
引き続き25日移動平均線と75日移動平均線の間の動きが続くことになりそうだ。当面は27,500円～28,000円を中心とした動きで依然として27,000円～28,500円程度の保ち合い継続と考えられる。ファーストリテイリングなど指数に影響の大きな銘柄次第ではあるが、ＴＯＰＩＸはしっかり、日経平均は調整というような雰囲気ではないかと思う。
　
米国株は小動きだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られており、本日の日本市場も売り先行となりそうだ。朝方ＧＤＰ（国内総生産）の改定値が発表されるが特に材料視されることはないと思うが明日の先物・オプションのＳＱ（特別清算指数）算出もあり、いったん動き出すと大きな動きになる可能性もある。引き続き指数に影響の大きなファーストリテイリングなどの動き次第ということなのだろうが、全体としては「買えない」状況が続き、目先の需給次第ということなのだろう。
　
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