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 堅調な展開が期待されるが・・・ 「バリュー株」の見直し買いは続く!?

2022-11-24
 おはようございます。
 
 昨日とは変わり、今朝はとてもいい天気で暖かくなりそうだ。株式市場も米国ダウ平均や日本のTOPIXは8月の高値水準まで戻してきており、再度底入れ感が高まっている。高値からの調整が終わったのかどうかということなのだろうが、特に米国市場では大きく下げた銘柄が戻したというよりは、これまでと違った銘柄が買い直されるということだと思う。相場全体が押し上げられているというよりは買われていなかったものか買われ、大きく売られた銘柄が買われたことで指数が押し上げられたということだ。

 米国では「グロース株」というくくりでこれまで買われていたものが大きく崩れたあとの戻り相場となっているが、日本でもマザーズ指数は底入れ感が出ている。ただ、あくまでも底入れであって、これまでの高値をうかがうということでもないだろう。つまり、ここのところのグロース株からバリュー株への流れが続くということが金融相場から業績相場に移行するということだと思う。ただ、まだまだ紆余曲折があると思うので、いったんは戻りもここまでということではないかと思う。中国の景気後退や地政学リスクに目を瞑った状態でもあり、よく目を凝らしてみるとまだ買える銘柄は限られているということだと思う。
 
保ち合いの上値を試すことになりそうだ。28,300円台を抜けるのかどうかというところであるが、抜けても28,500円あたりまでということなのだと思う。米国市場が休場、短縮取引となるところでもあり、参加者が少ないなかでの上値追いであり、日本市場も保ち合いのなかでの動きが続くのではないかと思う。休日前のようなTOPIX買い日経平均売りの流れが続くのかどうか、買い戻し一巡後の動きが注目される。
 
日本市場が休場中の米国市場が堅調となったことや夜間取引や休日取引、シカゴ市場の日経平均先物が堅調となったことを受けて本日の日本市場は買い先行となりそうだ。28,300円台の節目まで上昇しており、買い戻しを急ぐ動きなどが見られると一気に28,500円の節目を試すような展開になるのだろう。ただ、一方で米国のインフレ終息、中国の景気懸念や地政学リスクなどが払しょくされたということでもなく、、上値の重さが確認されるのではないかと思う。休日前のように指数に影響の大きな銘柄の買い戻し一巡後の動きが注目される。
 
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