主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 今度は下値のサポートを確認することになる・・・ 27,500円前後で下げ止まると思う・・・

2022-11-10
 おはようございます。
 
 今朝もとてもいい天気で冬らしいといえば冬らしい朝となっている。株式市場も日経平均は節目を抜けて上昇が期待されたが、昨日は早くも手仕舞い売りに押され、米国株式市場も中間選挙の結果を受けてということでもないのかもしれないが、ここのところしっかりと戻ったところから再度調整感が出ている。まだまだ金融緩和の終了の影響が否めず、インフレ終息が見えて来ないと落ち着かないのだろう。今晩のCPI(消費者物価指数)の発表で動きが出ると思われる。

 と言っても、日米ともにしっかりとした業績を上げている企業も多く、米国の主力企業でさえ上場来高値を更新しているような企業も散見される。それだけ着実に利益を上げ続けている企業ということであり、それこそ「社会貢献」がしっかりと出来ているということだろう。単純に目先の利益を上げるためにリストラをしたりということでない企業も多く、結局企業は株主のものであると同時にしっかりと仕事をする従業員のことを考えている企業が株主にとっても「良い会社」ということなのだろう。日本株式市場も低迷しているが、「良い会社」を探してしっかりと投資をしておけば、目先の動きに右往左往することなく、資産を増やすことができるのだと思う。
 
28,000円まで届かなかったことで手仕舞い売りに押された形だ。今度は下値を試すことになるが27,500円前後、75日移動平均線や雲のサポートを確認することになるのだろう。あっさりと雲の上限である先行スパン2を割り込むようであれば一気に雲の下限や25日移動平均線まで下がることになりそうだ。指数に影響の大きな銘柄の空売りが積み上がるかどうかということで方向が決まりそうだ。
 
米国株が大きく下落したことを受けて本日の日本市場は売り先行となりそうだ。今晩の米CPIの結果などを気にして手仕舞いの売り買いが中心となりそうで上値の重さが確認されたことでもあり、今度は下値の節目での底堅さを確認することになるのだろう。決算発表も出揃ってきて円安効果で上振れとなるものもみられるが、インフレの影響などを気にして楽観的な見方にはならないという面もあり、上値を買い上がるような動きにはならないということだろう。
 
詳しくは無料メルマガや無料動画をご覧ください。(売り買いのシグナル銘柄一覧が見られるようになりました)
 → https://s-pyxis.com
 → https://youtu.be/4HjwyWQLohs