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株式市場、先物・オプション市場

 27,500円水準での戻りの限界を試すことになると思う・・・ 上昇の始まりではなく反騰の終わりと考えるが・・・

2022-10-26
 おはようございます。
 
 今朝は天気は良いが寒い朝となっている。鳥も喧しく鳴いているが、冬の風情になっている。株式市場は米国株が連日の急騰ということで日本市場も追随したいところだ。ただ、米国の経済指標が芳しくないことで買われているという状況であり、金融緩和のスピードダウンを期待した買い戻しということだと思う。利上げが継続するということも確実であり、米国の利上げが12月で終わるということはないと思う。もし終わるとすれば、今度は金融緩和を続けられないほど景気が悪いということで売り直されるのではないかと思う。

 決算発表の動向があまり伝わってこないということでは特にサプライズのあるような決算発表が少ないということだろう。日本市場でも決算発表に素直に反応しているが、円安効果での上方修正ということであり、円安が続かないということになれば、今後の業績への懸念も出てくるということかもしれない。また、地政学リスクなどの問題もあり、底入れ感は出ているもののまだまだ上昇トレンドにはなれないということなのだと思う。一昨年の11月相場の再来となるかどうかということなのだが、ここからの日米の金融政策次第、空売りの積み上がり次第ということなのだろう。
 
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が27,500円を超えてきたことで75日移動平均線や雲までの上昇が期待される。25日移動平均線や基準線も上昇となると思うので下値不安も少なくなりそうだ。27,000円を下値として今度は上値を試すのではないかとの見方も出てくると思うが、しっかりと27,500円あたりを抜けてくるのかどうかが注目されるところだ。
 
米国株が大幅高となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となりそうだ。米国で半導体関連銘柄が大きく上昇していることなどもあり、決算発表が始まる半導体関連銘柄などが買い直されるかどうかということになる。買い戻し一巡となった銘柄から上値も重くなるのだろうから、そこで空売りが積み上がるかどうかということになるのだろう。買われすぎ銘柄などが手仕舞い売りに押されて指数の上値を押さえると思う。
 
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