主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 27,000円の攻防なのだろうが・・・ 買い戻しがどれだけあるのかが問題!!

2022-10-07
 おはようございます。
 
 とても寒い朝となっている。10月中旬としては30年ぶりの寒さということだが、まさに冬という状況だ。本当に秋や春がなくなっている感じだが、「異常気象」という言葉が聞こえなくなっている。異常なことが当たり前、ということになっているのだろう。株式市場でもインターネット証券などが中心となって、普通の個人投資家といわれる人たちが普通に空売りをするようになり、空売りが多いのが当たり前という時代になっている。かつては空売りといえばプロしかしないということだったが、今は誰でも空売りをしている状況だ。

 現状の相場でも空売りの買い戻しが主体での戻り相場ということでもあり、買い戻しがどれだけ積み上がるのかが指数の上げ下げにつながっているし、ボラティリティが高く乱高下となるようなケースではこうした空売りや買い戻しが大きく株価を動かすことも多いだろう。証券会社の戦略に乗っかって右往左往させられているというような気もするが、本来のじっくりとした投資を考えれば、いつでも買える銘柄もあると思う。指数が下落するということも買い場を与えてくれるということで買いたい銘柄を買えるチャンスと捉えてみも良いと思う。
 
27,000円の攻防から始まり、割り込んだら再度一気に下値を試すということもありそうだ。26,000円前後では下げ渋り、下げ止まるのだろうし、これまでの26,000円台での保ち合いという想定で良いのだと思う。後は決算発表で好調なものが多くなれば上値を試すことになるのだろうし、芳しくないものが多くなれば下値の節目を割り込むということになるのだろう。
 
米国株が売られたこともあり、売り先行となりそうだ。3連休を控え、米雇用統計の発表を控え、来週以降は米国の決算発表や日本でも8月決算などの発表が始まるところで手仕舞い売りに押されるものが多くなるのだろう。積極的に買い上がる材料もなく、買い戻し一巡となったものから売られるということになりそうだ。空売りが積み上がっている銘柄でも早めの買い戻しが一巡となる可能性もあり、上値の重さが確認されるとさらに売られるということになりそうだ。
 
詳しくは無料メルマガや無料動画をご覧ください。(売り買いのシグナル銘柄一覧が見られるようになりました)
 → https://s-pyxis.com
 → https://youtu.be/8mglnkFL-Zs