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株式市場、先物・オプション市場

 27,000円の攻防か!? 結局調整は続くのだろう・・・

2022-10-06
 おはようございます。
 
 昨日は梅雨空という雰囲気だったが、本日も寒くなるとのことだ。本当に秋がないという感じで夏と冬が交互に来るという状況で異常気象という感じだ。株式市場も急騰、急落が繰り返され、しっかりとトレンドが見えるということでもなく、そういう意味での大きな流れということでは引き続き下値模索の調整と言うことなのだろう。米国を始め世界的なインフレ懸念から金融緩和を終了しており、日本だけがデフレ脱却となっていないということで金融緩和が続いていると いう状況だ。

 日本の一人負けというような状況でもあり、これで中国の景気が悪いということになれば、さらに日本ではスタグフレーション懸念が強まるのではないかと思う。足元では堅調な相場となっているが、中国の景況感が伝わってこないことや、ロックダウン後に回復しているとのことだが、実際に中国事業の「回復」以上の上伸が期待されるのか、さらに中国市場での日本企業の活躍の場があるのかどうかということも不透明な気もする。世界的な金余りの終わりということからの次が見えてこないような気もするが、ここから個々の決算動向などを見ながらということになるのだろう。
 
27,000円を一気に抜けてきた感じだがさすがに27,000円を超えると上値が重くなる。これまで通り26,000円~27,000円を中心とした保ち合いが続いているという想定で上下500円程度の振れを見ておけばいいのだと思う。まだここから上昇トレンドとなるということではなく調整が続いているということなのだろう。いったんは底堅さも見られるのだろうが、結局は27,000円を割り込んでの保ち合いとなりそうだ。
 
米国株はまちまちという感じだが大幅高の割に下げ渋っているということもあり、本日の日本市場も軟調ながらも下げ渋りとなりそうだ。ただ、積極的に上値を買い上がるような材料があるということでもなく、インフレ懸念も根強いことから冴えない展開で節目と見られる27,000円を試す場面もありそうだ。買われすぎ銘柄などの空売りが積み上がっている雰囲気でもなく、月初の買いが見られないとなると手仕舞い売りに押されることになるのだろう。
 
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