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 買い戻し一巡後は再度売られる展開に!? 配当取りで売られる!? 日経平均採用銘柄だから売られる!?

2022-09-27
 おはようございます。
 
 また暑い日が戻ってきた感じだ。さすがに蝉の声はしないが突然寒くなったり、暑くなったりということなのだろう。株式市場は嵐が吹き荒れている形だが、昨日は割安感が強い銀行株や商社株が売られるという状況であり、先行きがどうしたということでもなく、テクニカル的に高配当利回り銘柄が売られたということだろう。単純に高配当利回り銘柄の配当を取ろうとすると配当落ちということになるが、先物買い現物売りで対処すれば配当落ちを防ぐことができる。

 こうした構造的な、テクニカル的な要因での売りであり、単純に配当を取るしかない、個人投資家は安く買うチャンスと考えると良いと思う。配当落ちがあっても投資資金に対してのリターンは変わらないのだから配当利回りがアップするということになる。積極的に買い上がる必要はないが配当利回りの見直しから買うチャンスとも言える。現物売り、先物買いが今度は10月になると現物買い、先物売りになるので、さらに下落するということもあり得るが「配当利回り」という観点で見れば変わらない。日本では低金利が続くということであれば高配当利回りは魅力的だろう。
 
27,000円を大きく割り込み、26,000円まで下落するような勢いだ。26,500円を中心とした保ち合いとなるのか、いったん26,000円前後までの下落となるのだろう。いずれにしても26,000円台を中心に月末の売りに対して買い戻しが入るという図式だろう。それでもまだまだ目先的には26,000円を試すような動きとなると思う。
 
米国株はダウ平均などが大幅安となったが、ナスダックが下げ渋り、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も昨日の終値よりは高くなった。これを受けて本日の日本市場は堅調な展開が期待される。ただ、積極的に買い上がるということにもならないのだろうし、買い戻し一巡となったものから売られる状況には変わりないだろう。下値模索が続くということであり、戻れば売りという状況も全く変わらないと思う。昨日売られすぎた感が強い商社株や銀行株などがしっかりと反発となるのかどうか、半導体関連銘柄などが再度売り直されてしまうのかどうかなどが注目される。
 
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