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 日銀がどう出るか!? インフレ懸念からの金融緩和の終了が示唆されれば暴落となるだろう・・・

2022-09-22
 おはようございます。
 
 今朝も昨日以上に寒い朝となった。ここ数年本当に夏と冬が交互にきている感じであきらかに春と秋がなくなっているようだ。明日はお彼岸での3連休だが株式市場は「暑さ寒さも彼岸まで」というわけにはいかなそうな雰囲気になってきた。米国株は6月安値以来の水準まで下落してきており、ゴルディロックスバブルの崩壊から逆ゴルディロックス相場となっている。こうなると買われすぎ銘柄を再度買われすぎというところまで買えなくなり、買える銘柄も限られてくるだろう。

 地銀株が堅調な展開となっているが、配当や割安感が好感されているものと思われる。収益への懸念がある銀行もあるが、特に収益に問題がない銀行も多く、再編期待なども含めて消去法的に買いが続く可能性も高い。景気鈍化懸念が強まるなかでさらなる金融緩和はないということになれば、銀行株などは見直されてくると思う。日銀の金融政策決定会合の結果で万が一、金融緩和の終了が取りざたされるようであれば、買える銘柄として銀行株に資金が流れるのではないかと思う。本日の金融政策決定会合で特に金融緩和の終了が取りざたされなくてもいずれ緩和は終わると考えれば、注目しても良いと思う。
 
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物の水準からみると27,000円前後までの下落はありそうだ。売りが売りを呼ぶ展開となれば、あるいは日銀の金融政策決定会合後の手仕舞い売りがかさむようであれば、26,500円~26,800円あたりまでの下落もあるだろう。27,000円前後で下げ渋るようであれば、連休明けからの戻りも期待されるが、27,000円を大きく下回ると、さらに下値を試すことになるのだろう。
 
米国株が大幅下落、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も大きく下落となったことから本日の日本市場は売り先行となりそうだ。日銀の金融政策決定会合の結果も気になるところでもあり、少なくとも向きになって買い向かうという動きにはなり難いと思う。寄り付きの売り買いが一巡となったあとは日銀の発表まで右往左往しながらも方向感に乏しい展開となるのだろうし、特にサプライズな好材料は期待できず、米国市場同様に結果発表後はいったん買い戻しが入り、買い戻し一巡となると売り直されるということになるのだと思う。
 
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