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株式市場、先物・オプション市場

 手掛かり難で目先の需給だけの相場が続く・・・ 閑散小動きか!? 閑散に売り無し!?

2022-09-12
 おはようございます。
 
 先週末はきれいに中秋の名月が見られたが久しぶりに丸々とした大きな月をゆっくりと眺めた感じだ。株式市場は戻りを試す展開となっているようにみえるが相変わらず目先の需給だけということで腰の据わった買いが継続的に入っているということでもなく、改めて割安感が見直されて買われているということでもない。指数先行ということでまだまだ急騰急落ということなのだと思う。中国の景気動向も気になるところであり、米国の中間選挙、そして先的な金余りの終焉ということでここからさらに年末までいろいろな波乱があると思う。

 株式の専門家と言われるような評論家や証券会社のストラテジストの中には相変わらず強気な向きも多く、さらにここにきて年内3万円という声が大きくなった気がする。そういう声が聞こえ始めると相場が急落となることが多いので、ここで空売りの買い戻しが進んで空売りが減少すれば再度急落となるのだろう。企業業績が好調だから買われるということがいわれるが、本当に好調であれば日銀の金融緩和が終了するということであり、今度はそれが売り材料となってくるだろう。ということはまだまだ企業業績は芳しいものではないということなのだから買えないのではないかと思う。
 
28,000円を超えてさらに上値を試す動きが期待される。ただ、28,500円を超えてからさらに買い上がることができるのかどうかということであり、買い切れずに上値が重くなれば再度28,000円や27,500円までの下落もあると思う。まだまだ保ち合い相場が継続ということだと思う。
 
週末の米国株が大幅高となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことで買い先行となりそうだ。ただ、積極的に買い上がる材料には乏しく、寄り付きからの買い戻しが一巡となった後は冴えない展開となるのではないかと思う。買い材料がないから空売りが積み上がり、買い戻しが入って上昇するということなのだろうが、日経平均採用銘柄の入れ替えの動きなども影響して上値の重い展開は続くのだろう。
 
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