主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 戻りを試すことになるのだが・・・ どこまで戻すか、戻しきれなければ売られてしまいそうだ!!

2022-09-08
 おはようございます。
 
 今朝も梅雨空のようなどんよりとした天気になっている。それでもまだ蒸し暑く、秋の涼しさはないようだ。株式市場も米国での下落が一服となった感もあり、日本市場でも戻りが期待される。ただ、目先の需給だけの動きと見られ、大きな流れには全く変化はないだろう。円安も素直に好感するという状況でもなく、インフレ懸念、スタグフレーション懸念が強まるとすぐに売り直されるのだろう。

 欧州での利上げも注目されるが世界的な金融緩和の終了ということなので特に反応はないと思う。昨日の米国のベージュブック(地区連銀経済報告)に対しても株価の反応は特になかったことを見ても、金融緩和の終了の流れは変わらないのであり、少なくとも買われすぎ銘柄が再度大きく買われすぎる状況ではないということだ。まだまだ買われすぎ銘柄も多く修正安が見られるのだろうし、日本でもインフレに対する対応が給付金ということだけではすまされない状況となってくるだろう。政府・日銀の対応の変化にも注目しておくべきだと思う。
 
節目とみられる27,500円を割り込んだが米国株高で再び27,500円は超えてきそうだ。次の節目が27,800円であり、当面の上値は27,800円~28,000円程度と思われる。27,500円を超えても27,800円を超えないと再度下値を試すことになるのだろう。
 
米国株が大幅高となったことで本日の日本市場は買い先行となりそうだ。ただ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が今一つ上値が重い展開となっていたこともあり、戻りも限られそうだ。先物・オプションの最終売買日であり、持高調整の売り買いで右往左往することもあるのだろう。指数に影響の大きな銘柄の空売りが減少しており、買い戻し一巡となったものが再度空売りが積み上がるのかどうかも注目される。明日のSQ(特別清算指数)算出に絡む思惑もあり、波乱含みなのだと思う。
 
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