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株式市場、先物・オプション市場

 閑散小動きなのだろうが・・・ 日経平均の銘柄入れ替えには注意が必要!!

2022-09-06
 おはようございます。
 
 今朝はとてもいい天気だが暑くもなく、秋の空という感じだ。ただ、九州では台風で大変なことになっているようだ。株式市場も米国株は休場となったが、金融引き締めを嫌気して売りが嵩んでおり、底入れかと思われたのだが再度下値模索という状況になっている。日本市場でも一時29,000円まで戻したものの結局は「行って来い」という状況であり、ここも押し目なのか下落の始まりなのか悩ましいところだ。

 日経平均の銘柄入れ替えが発表になったが、基本的には「売り要因」と考えられる。詳しい話は昨晩の放送( https://youtu.be/X-dhfEtAbNw )で話をしている。少し長くなったが、具体的に説明しているので参考にしていただきたい。いずれにしても今月は米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合もあり波乱もありそうなことに加え、先物・オプションSQ(特別清算指数)算出もあり、さらに日経平均の銘柄入れ替えとなるとかなりの混乱も懸念される。
 
米国市場が3連休ということもあり、方向感に乏しい展開となっている。引き続き27,500円と28,000円の動きと見られるが、買い材料がないから空売りが積み上がり、買い戻しが入って28,000円を超えるのか、日経平均の入れ替えの動きや先物・オプションSQ(特別清算指数)算出を控えての持高調整の売りに押されて27,500円を割り込むのかということになり、動き出すとあっさりと500円程度は動くのだろう。
 
米国株は休場で欧州株が大きな下落となったが、夜間取引の日経平均は値持ちの良い展開で本日の日本市場も方向感に乏しい展開となりそうだ。ただ、原油価格の上昇や日経平均の銘柄入れ替えの問題などが売り材料として認識されると売り直されることになるのだろう。最近は夜間取引やシカゴ市場の動きと日中の動きの乖離が大きく、蓋を開けてみなければわからないところもあるが、少なくとも買い急ぐような材料は見当たらず、案外動き出すと大きな動きになるということになるかもしれない。
 
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