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株式市場、先物・オプション市場

 28,000円回復なるか!? 先物高に連れての寄り天も警戒した方が良いと思う。

2022-08-30
 おはようございます。
 
 今日はさすがに蝉の声もせず、涼しい朝となっている。このまま良い気候になってくれるといいのだが、まだまだ暑い日も多いのだろう。株式市場も米国株暴落の影響で大きく下落となった。米国株は引き続き軟調だが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は堅調な展開も期待されるところだ。ただ、いったん収まったかに見えてもまだまだ課題は多く、買われすぎ銘柄も多いし、実際に金融引き締め傾向になることがあれば波乱もあるだろう。日本では月末の売りも警戒されるし、9月相場入りということではあるが、波乱の9月に対する警戒もしておいた方が良いと思う。

 いったん大きく下落したもののそれほど悲壮感があるということでもないようだ。逆に買いそびれたと思っていた銘柄が下がったことで買い戻しなどが入りやすいということもあるのかもしれない。ただ、世界的な金余り相場が終焉したことは事実であり、既に調整となっているものは買い直されるのだろうが、買われすぎた銘柄はまだまだ戻れば売りということになるのだろう。空売りが積み上がれば再度上値も期待されるが、買い戻しを急ぐ動きにならないと今度は戻れば売りということでなく、下がれば売りということになって大きく調整することになるのだろう。
 
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が28,000円を超えてきており、28,000円まで、戻すかどうかというところだ。特に買い戻しを急ぐ材料もなく、28,000円を超えないとなると売り直されることになりそうだ。上値が重いことが確認されると27,500円程度まで下落となるのだろうし、当面は28,000円を超えると売られるということになると思う。
 
米国株が引き続き軟調となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調となったことから本日の日本市場も反発が期待される。単純に買い戻しが入るかどうかということであり、あらためてここから買い上がるということもないのだろうし、月末の売りに対する警戒もあり、買い先行となった場合でも買い戻し一巡後の動きが警戒される。
 
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