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 28,500円を超えるかどうか!? 買い戻し一巡となったものは売られるのだろう!!

2022-08-25
 おはようございます。
 
 まだミンミンと蝉が喧しいが朝晩の風は涼しくなってきた。この夏も異常気象という感じで、ここからは台風などの心配も出てくるだろう。株式市場も買われすぎ銘柄の修正安が進んだ面もあり、底堅さも見られるが米国利上げの影響や日本でも金融緩和の終了が取りざたされるところもあるかもしれない。新型コロナウイルスの影響が緩和されており、次の展開に入るのではないかと思う。米国では適温相場バブルが弾けた状況であり、日本でもそろそろ金融緩和の終了を考えておいてもいいのかもしれない。

 8月の波乱がなかった形だがまだまだこれから波乱もありそうだ。月末の売りや月初の買い、そして日米欧の金融政策が気になり、メジャーSQ(特別清算指数)や中間期末、そして日経平均の銘柄入れ替えなどもあるのだろうから、持高調整の売り買いだけでも市場への影響は大きいのではないかと思う。日経平均のウエイト調整が変わったので、銘柄入れ替えの際は日経平均全体が売られるという傾向になる。そして中間期末ということで配当取りの動きが進む過程で、売り先行となる可能性もあり、下落への懸念が強まると思う。ただ、今回のように下落への懸念が強まれば強まるほど空売りが積み上がり、指数が押し上げられるということもあるかもしれない。昨年の波乱相場も首相交代が要因とされているが、9月ということが要因と再認識しておくと良いだろう。
 
28,500円が底値の保ち合いという期待が剥落した感じだ。今度は28,500円水準が上値の保ち合いということで戻りの鈍さが確認されると売り直されて再度下値を試すことになりそうだ。いったんは28,000円程度まで下落して底堅さを確認するようなことになるのだろう。買い戻しが一巡となって売り方の回転が効けば一気に27,500円あたりまでの調整もあるのかもしれない。
 
米国株が下げ止まった感もあり、本日の日本市場も堅調な展開が期待される。ただ、節目と見られる28,500円を超えるのかどうかということでもあり、買い戻し一巡となったものが目立つなかで再度空売りが積み上がるのかどうかということになる。戻り相場で空売りが積み上がればしっかりと戻すことになるのだろうが、ここで買いの持高を増やすようなタイミングでもなく、買い気に乏しいっ展開となるのだろう。引き続き目先の需給だけの戻しであり、上値が重いとなると買い戻し一巡となったものから売られる相場が続くのだと思う。
 
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