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株式市場、先物・オプション市場

 28,500円の攻防となるのか!? 買い戻し一巡となったものから売られそうだが・・・

2022-08-24
 おはようございます。
 
 朝晩は幾分涼しくなった感じでもあるがまだまだ蝉も喧しく、暑い日が続いている。株式市場は相変わらず目先の需給だけの相場となっているが、米国での利上げのペースや利上げ幅を取りざたしては右往左往している感じだ。日米ともにまだまだ買い戻しが主体でしっかりとした買いが見られない。買えない状況が続いているということであり、買い戻し一巡となった銘柄から調整となっているのだと思う。

 積極的に上値を買い上がる材料が見えないということなのだが、先行きはいつでも見えないに違いないのだがインフレが終息する気配も見られず、かといって金融緩和が終了するでもなく、そういう意味では「何も変わらない」ので買えないものは買えないということになる。何が金融政策でも為替の関係でも変化があれば、その変化に対応して持高を調整することになり、例えば原油を売って株を買うとか、債券を売って株を買うとか、動きは出るのだろうし、インフレが続くということであれば、インフレに強い銘柄はさらに業績が上ブレるので買えることになる。それもわからないのだから、しっかりと流れの変化の兆しがあるまでは目先の需給などに振らされず、流れに乗っていくということで良いのだろう。
 
28,500円が底値となるか上値となるかということになりそうだ。28,500円前後で小動きということもあるかもしれないが空売りが積み上がらないと28,500円を超えることはないと思うし、そうなると買い戻しが入るのでまた29,000円近くまで上昇することになる。逆に28,500円を超えないということは空売りが積み上がっていないということであり、買い戻し一順となったものから売られて28,000円とか27,500円を試すことになるのだろう。
 
米国株が相変わらず冴えない展開となっていることもあり、本日の日本市場も売り先行となるのではないかと思う。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は案外しっかりとしてはいたのだが、逆に上値の重さも見られ、買い戻し一巡となった銘柄にさらに空売りが積み上がらなければ大きく売られる場面もあるかもしれない。売りが売りを呼ぶような展開にはならないと思うが、買えない状況には違いなく冴えない展開が続くのだろう。
 
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