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株式市場、先物・オプション市場

 29,000円を保てるか!? 需給で見ればまだ買いが入りそうだが・・・ 買い戻し一巡となったものから売られるか!?

2022-08-18
 おはようございます。
 
 何だか梅雨末期のような天気だが、やはり異常気象ということなのだろう。株式市場も特に買い上がる材料がないなかで大幅高となり、異常な相場と言える。ただ、株式市場の場合は異常という状況が正常と捉えられる面もあり、ここまでの株価の上昇もいろいろと理由をつけて正当化しようとするのだろう。ただ、指数に影響の大きな銘柄群のなかには業績には関係なく、目先の需給だけで上昇しているものも少なくない。買い材料がないから空売りが積み上がり、空売りが積み上がったから買い戻しが入って上昇するということだ。

 米国株がようやく上げ一服となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も案外値持ちが良く、本日の日本市場も29,000円台を保てるのかどうかということになる。相変わらず指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がっており、買い戻しはまだまだありそうで、下支え要因となるだろう。今回は29,000円を超えてきてもあまり「3万円」という声が聞こえず、弱気な向きも多い。だから逆に空売りが積み上がって下がらないということなのだろう。要は目先の需給だけの動きなのだと思うが、目先の需給だけでなく上値も期待できるというような雰囲気になればそこが天井ということなのだろう。
 
あっさりと29,000円を超えて年初の水準まで戻してきた、目先的な過熱感も強いが何の材料もなく上げてきた相場だけにいつまで上昇が続くのか、目先の需給次第ということなのだろう。ここからさらに買い上がるような材料もないがまだまだ空売りが積み上がっており値持ちの良い展開は続くかもしれない。買い戻しが入っても上がらないということになると、29,000円が上値ということが改めて認識されるだろう。そして下値を試すことになるが、28,000円まではあっさりと下がることになりそうだ。
 
米国株が軟調となり夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから売り先行となりそうだ。ただ、29,000円をしっかりと保つような展開であれば買い戻しで下げ渋る場面も出てきそうだ。買い戻し一巡となったものから売られ、売りが売りを呼ぶような展開にはなりそうもないが29,000円水準が高値という意識が強まれば買われすぎ銘柄から売られることになると思う。
 
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