主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 毎日、毎日、「寄り天には気をつけろ!」と言っているが・・・ 買い戻しがどこまで続くのか、いずれにしても買えないことが買い要因となっている・・・

2022-08-16
 おはようございます。
 
 本日も強烈な暑さになると報じられているが、本当に昔と違って・・・と言いたくなるような天候だ。株式市場も強烈な上昇となっているが、特に買い材料がないことが買い材料というような雰囲気だ。米国でも景況感の悪化もインフレ終息や利上げ幅の縮小というように好意的にとらえるような状況であり、「あばたもえくぼ」という状況になっている。金利や景況感から言えば「逆ゴルディロックス」つまり、ほどよく金利が上昇してほどよく景気が悪いということなのだが、これも「ソフトランディング(軟着陸)」と好意的に受け取られている。

 日本市場でも芳しくない業績も金融緩和の継続の要因として受け取られ、金融緩和も景気が悪いから金融緩和が継続するというようなことでもない。つまり目先の需給だけで上昇している相場ということなのだから、いずれ買い戻しが一巡となれば急落となる。ただ、逆に急落があると思う人が多いとそれだけ空売りが積み上がり、急落がないから買い戻すということで上昇する。そうするとまた急落があるのではないかと思う人が増えて空売りが積み上がり買い戻しで下がらなくなるということの繰り返しなのだろう。ただ、いつまでも続くということではないので、「まだはもうなり、もうはまだなり」ということになるのだ。昨年9月や今年の3月、6月の相場を想定して見ると良いと思う。
 
一気に29,000円をうかがうような展開となっている。日経平均に影響の大きな銘柄に空売りがさらに積み上がっており、買い戻し一巡となるまでは上昇が続くのだろうが、そのあとは急落となるものと思われる。29,000円を超えなければ超えないで上値が重いということで売られるのだろうし、超えれば超えたで達成感から売られるのではないかと思う。そしてまずは28,000円までの調整となると思う。
 
日経平均に影響の大きな一部の銘柄だけが高いということで個々の銘柄を見ると過熱感があるわけでもない。米国株が堅調だったことで本日も買い先行となるのだろうが、昨日や先週末のように買い戻し一巡後にさらに空売りが積み上がり、買い戻しが入るのかどうかということになる。いつ急落してもおかしくない状況だけに空売りが積み上がり、それによって買い戻しで指数が押し上げられるという状況だ。買い戻しがどこで終わるかということになるが、そろそろ調整となるのだと思う。
 
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