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株式市場、先物・オプション市場

 買い先行となりそうだが・・・ 27,000円は超えないか!?

2022-07-19
 おはようございます。
 
 昨日は蝉の声もようやく聞こえたが、今朝はまだ蝉の声は聞こえない。まだ梅雨が明けていないかのようだ。株式市場も下落への警戒は薄れているのだが、相変わらず上値の重い展開が続いており、やはり、好調な決算発表が多く見られるということでないと買い上がるということにはならないのだろう。基本的には世界的な金余りの終了ということであり、お金の流れがこれまで通りというわけにはいかないということなのだろうが、個別の銘柄を見ると、半値以下、半値近くまで下落しているものも多い。

 米国株のバブルが弾けたと考えても株価的には良いところまできているものが多いということだろう。少なくとも買われすぎという部分はかなり剥げている銘柄も多く、あとは業績面での見直しでもう一段下落するのか、逆に売られすぎているものが多くなったのかを判断して行くことになるのだろう。インフレ率以上に業績が向上していかないと買えないということでもあり、価格転嫁ができているのかどうかなどもしっかりと見ておく必要もありそうだ。価格転嫁ができるということはコストプッシュ型のインフレからディマンドプル型のインフレになるということでもあり、スタグフレーション懸念が薄れるということになるので株式市場にとってはプラスとなってくる。要はインフレが味方になるのか敵になるのかということだ。
 
27,000円を試すような展開も期待されるが、一気に抜けて上値を試すということはなさそうだ。米国市場も戻り売りに押される形であり、依然として保ち合い相場継続とうことで上がれば売られるということになるのだろう。大きく下押すということでもなく値持ちは良いと思うが上値の重さが嫌気されると売られるものも多くなると思う。
 
連休明けの日本市場は連休中の米国株が結局は連休前よりは高かったこともあり、買い先行となりそうだ。ただ、寄り付きの買い戻しなどが一巡となった後にさらに買いが続くのかどうかということになりそうだ。日銀の金融政策決定会合や決算発表が始まるところでの持高調整の売り買いが中心となるものと思われ、堅調ながらも上値の重い展開となるのだろう。指数に影響の大きな銘柄の空売りが積み上がっているのかどうかということになり、右往左往する場面もあるのだろう。
 
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