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株式市場、先物・オプション市場

 上値を試すことになるのだろうが・・・ 週末の持高調整でどちらに振れるか!?

2022-07-15
 おはようございます。
 
 相変わらずの梅雨空だが海の日で二度目の梅雨明けとなるのだろうか。今度は蝉も喧しくなってくるのではないかと思う。株式市場も底堅さは見られ、暴落懸念も薄いと思うが上値も重いという状況が続いている。決算発表が本格化する前の「嵐の前の静けさ」ということなのだろう。結局は業績に比べて割安か割高かということが買えるかどうかということになるのだろうから、将来的に業績の回復が見込まれるということであれば、芳しくない決算発表で大きく売られた場合には絶好の買い場となるのだろう。ただ、逆にいえば将来の業績が回復期待できないから芳しくない決算で売られるという銘柄も多いと思うので、その見極めが大事だと思う。

 好調な決算ながらも売られるという銘柄も同じことが言える。好調な決算も「ここまで」ということであれば、買われた場合には絶好の売り場となるのだろうが、好調な決算も既に大きく織り込んでいるとか既に買われすぎているという場合は売り場でいいのだろうが、さらに業績が拡大するということであれば買い場ということになる。また、決算発表前に買われ過ぎているとして空売りが積み上がっていれば、決算内容がどうであれ、買い戻しが入って大きく上昇し、その上昇したところが絶好の売り場ということになる。結局は株価は需給ということであるのだが、最終的には落ち着くところで落ち着くのだから、将来価値から比べて割安か割高かを判断することになる。
 
依然として保ち合い継続ということだろう。3連休前ということでの持高調整の売り買いが中心となるのだろうが、引き続き26,500円を中心として26,000円~27,000円の保ち合い相場と見られる。しっかりと方向感が出るのは決算発表が出揃ってからということなのだと思う。
 
米国株が切り返したことから、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調となったことで、本日の日本市場も買い先行となりそうだ。昨日の引け後に好調な決算の上方修正を発表したファーストリテーリングが買い戻しも交えて指数を押し上げるものと思われ、上値を試す動きになるだろう。ただ、決算発表や日銀の金融政策決定会合を控え、3連休前に積極的に買い上がるということでもないのだろうから、売られたものが買われるということで指数の上値も限られるだろう。
 
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