米国株安を受けて売り先行となりそうだ！！　月末の売りを警戒して売り急ぐ展開になるか！？　空売りが積み上がれば意外にしっかりとした動きになると思う・・・

　おはようございます。
　
　それにしても暑い日が続いている。考えてみれば例年であれば、この時期は強烈な一番高い太陽を雲が隠していることが多いのだから、例年よりも暑いのは当たり前ということだ。株式市場はまだまだ「ピーカン」というわけにはいかず、じめじめとした雨の中というような雰囲気で、戻れば売りという状況なのだろう。日経平均が割安だという意見も強いが、日経平均に影響の大きな銘柄で見ると足元の業績面で不安のあるものも多く、上値を買い上がるというには決算などの最新の状況がわからないと買えないということになる。

　とは言ってもここからさらに景気が悪くなるかと言えば特に資金がショートしているということでもなく、失業者があふれているということでもなく、新型コロナでの委縮した状況でもなく、「不況」ということでもないのだろう。「そこそこ」に景気が良いというか経済が回転しているという状況であり、株式相場でいえばそこそこいい会社が案外割安感があるのではないかと思う。成長性がある会社で割安感が強い銘柄を探すよりも、そこそこ景気のいい会社で割安感がつよい銘柄などを探してみてもいいのではないかと思う。
　
上値の節目とみられる水準である27,000円を超えたということで売られるのか買われるのかというところだが、米国株安もあり、今度は下値を試すことになるのだろう。ただ逆にここで空売りが積み上がれば案外値持ちがよく、値持ちがよければ買い戻しで上昇するというような需給面での動きになるのだろう。それでも全くこれまでの状況が変わったということでもないので、26,500円～27,000円を中心とするのか、26,000円～26,500円を中心とするのかはわからないが保ち合いであることには違いない。
　
ようやく27,000円台回復となったのが、昨晩の米国株が大きく下落したことを受けて本日の日本市場は売り先行となりそうだ。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も大きく下落しており、今度はどこまで下がるのかということになる。それでなくても月末の売りに対する警戒が強いのだから、売り急ぐ場面も出てきそうだ。一方で、空売りが積み上がれば逆に月初の買い期待からの踏み上げということにもなりそうで、いずれにしても目先の需給で振り回されるのだろう。ただ、大きな流れとしては全く変わらず、好調な決算発表などが見られるまでは戻れば売り、であり、金融緩和が継続されているうちは下がれば買いということなのだろう。
　
　
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