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株式市場、先物・オプション市場

 方向感に乏しい展開か!? 上がったものが売られ、売られたものが買われる!?

2022-06-28
 おはようございます。
 
 観測史上最速での梅雨明けとなった。例年であれば7月中旬が梅雨明けということなので異様な速さといえる。最近は極端な気候が多く、やはり異常気象ということなのだろう。株式市場も異様に急騰急落となるようなケースも多く目先のちょっとした需給も急変することが多くなっている。月末売りの月初買いのアノマリーはあるのかどうかはわからないがあるものとして考えておいた方がわかりやすいだろう。

 指数がいくらまで上昇するか、下落するかというよりは方向性と相場の内容を理解しておいた方が日々のトレードでも大きな流れをみる上でも重要だと思うし、毎月あるような指標の発表などへの反応も目先の需給次第で変わるというようなことをみていればわかりやすいのではないかと思う。月末売り、月初買いも「月末のリバランス」の影響や「積み立て投資の組み入れ」などというように把握しておくとどのような銘柄が中心に売られるのか買われるのかなどもある程度傾向はわかるのではないかと思う。そして、自分の持ち株や注目している株がどのような影響を受けるのかを理解していれば売り買いのタイミングも測りやすい。
 
26,800円~27,000円の上値のめどとされる水準まで一気に上昇となり、今度は26,500円で底堅さが見られるのかどうかということになる。あっさりと26,500円を割り込むと当面は26,000円~26,500円を中心とした保ち合いということになるのだろうし、26,500円で底堅さが確認されると、26,500円~27,000円を中心とした保ち合いとなるのだろう。
 
米国株が軟調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が若干売られたことから本日の日本市場は売り先行となりそうだ。指数に影響の大きな銘柄の中にはまだ空売りが多いものも見られ、指数の下支えとなるのだろうが、上値の重さが確認された銘柄も多く、月末の売りに備えての手仕舞い売りも嵩んできそうだ。高PER(株価収益率)銘柄など買われすぎ銘柄は手仕舞い売りに押されそうで冴えない展開となるのだろう。目先の需給次第ということなのだろうが、買われたものが売られて、今度は下値を試すことになるかもしれない。
 
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