売られすぎ銘柄の買い場探し、買われすぎ銘柄の売り場探しということでいいと思う・・・

　おはようございます。
　
　今朝は梅雨も明けたかというような雰囲気で日差しも出ている。株式市場も下がらなくなったという雰囲気だが、上がりもせず、これまでのような上がるから買う、下がるから売るという状況ではなくなっている。下がれば買う、上がれば売るというようなことで右往左往しながら方向感は見られない。積極的に買い上がる材料がない、売りたたく材料がないというよりは材料に目新しさがなく、インフレが進み、企業業績は気になるもののここで売り急ぐというような材料も出てこない。市場参加者も増えておらず、動くきっかけが必要ということだろう。

　現状の市場での関心はインフレであり、電力不足ということなのだと思う。企業業績への影響が具体的に出てくるところでどこまで織り込んでいるのかということで株価も動くのだろう。先が見えないことで手仕舞い売りに押されているものが安く、下がるだろうと想定されているものは空売りが積み上がり買い戻しで高いということなのではないかと思う。ということは今下落しているような銘柄は実は買い場であり、上昇しているものは実は売り場ということなのだと思う。こういう時こそ、逆張りの発想で売られすぎ銘柄に注目しておくと良いと思う。
　
26,500円を目指すという状況なのだろうが上値が重くなっている。上値の重さが確認されると手仕舞い売りに押されて今度は26,000円を試すことになるというような状況で、目先的には26,000円～26,500円を中心とした保ち合いということなのだろう。空売りが積み上がればもう一段上値の26,500円～27,000円を中心とした保ち合いとなり、インフレ懸念などが強まれば26,000円を割り込んで25,500円あたりまで下落することになりそうだ。
　
米国株が堅調となったことから本日の日本市場も堅調な展開が期待される。ただ、週末ということで手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうで、目先の需給次第ということになるのだろう。ここのところ売られていた資源株や半導体関連銘柄は買い戻しも入るのだろうが、逆に買い戻し一巡となった買われすぎ銘柄などが手仕舞い売りに押され、指数は上値の重い冴えない展開となるのだろう。朝方発表されるＣＰＩ（消費者物価指数）が予想を上回る上昇となるようであれば手仕舞い売りを急ぐことになるのだろう。
　
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