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株式市場、先物・オプション市場

 26,500円~27,000円水準まで戻しそうだが・・・ さぁ、ここからが問題だろう!

2022-06-22
 おはようございます。
 
 今朝は朝から梅雨らしい空となっているが、さらに梅雨らしく蒸し暑い。外は比較的涼しいのだがまさに「梅雨」という感じだ。株式市場は連休明けの米国株が大きな上昇となり、戻りが期待されるところだが、あくまでも戻しであり、ここから上昇トレンドが始まるということでもないだろう。大相場は悲観の中に生まれ、懐疑のなかで育ち・・・と言われるがそこまで悲観になっているのかどうかということだ。ここから4~6月決算の動向などで悲観が強まるということもありそうだし、悲観はこれからなのだと思う。

 ただ、目先的な悲観は米FOMC(公開市場委員会)での大幅利上げや日銀の金融政策決定会合の金融緩和継続を確認したことで出尽くし感からの買い戻しでいったんは楽観に変わったということかもしれないが、決算動向が見えるなかで悲観に変わるということもありそうだ。暑い夏での節電で死者でも出ようものなら悲観がさらに強まるということになると思う。目先的な楽観、悲観の出尽くしには注意が必要ということだろう。
 
26,500円~27,000円の滞留期間が長く節目ということで意識されると思う。とりあえずは26,500円回復となるのかどうかということだが、逆に言えば27,000円近くまではすぐに戻すということもありそうだ。ただ、さらに上値を買い上がるにはここの戻り過程で空売りが積み上がるかどうかということになるのだろうし、日経平均に影響の大きな銘柄の中にはすでに大きく戻しているものも見られ、このあたりの銘柄が買い戻し一巡となり上値が重くなると再度下値を試すことになるのだろう。
 
米国株が大幅高となったことから本日の日本市場も買い先行となりそうだ。買い戻しを急ぐ動きなどが続くのかどうかということになり、買い戻し一巡後にさらに上値を買い上がられるのかどうかということになる。インフレ懸念が強いことや円安を嫌気するような場面が出れば上値も重いのだろうが急騰急落を繰り返すなかでの保ち合い相場ということで目先的に売られたものから戻すということなのだろう。空売りの積み上がり次第では上値が期待される。
 
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