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 日銀次第だが、金融緩和の終了は昨晩の先物の下落で織り込んだ!? 何も変わらなければ買い戻しも入るだろう!!

2022-06-17
 おはようございます。
 
 昨晩は久しぶりに月を見た感じだが、この時期はどうしても空を見るということが減っているような気がする。株式市場も米FOMC(公開市場委員会)の利上げを受けて一気に買い戻しが入ったものの、買い戻し一巡となると今後は英国やスイスの利上げを受けて大幅下落となった。世界同時株安という雰囲気になっているが、基本的には金融緩和が終了するということなので、金融緩和によるバブル相場の終焉ということだ。日本の1980年代のバブルも結局は不動産への総量規制や利上げなどが崩壊を加速させたということでもあり、ここからバブル崩壊の加速が見られる可能性もある。

 一方で、いったんは底入れとなるところでもあり、金融緩和の終了がきっかけとなったというよりはバブル崩壊は自壊から始まり、利上げで加速されるということであり、ここからさらに加速ということもあるのだろう。ただ、一方で、日本のバブル崩壊でも下がらない株などもあり、基本的には買われすぎた状況というのが修正される過程ということでもある。さらにさらに、買われすぎの修正ということは今度は買われすぎが売られすぎまで下落するということでもあり、まだまだ冴えない展開となるものが多いと思う。あとは企業業績がインフレを克服して、というかインフレに乗っかって向上してくれば割安銘柄の修正安が売られすぎということになるので底入れ反転ということになる。ただ、金融不安が生じなければ売られすぎ銘柄がさらに売られるといことにはならないだろう。
 
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物を見ると26,000円を全く節目として意識していないかのように売りが売りを呼ぶような展開になっている。本日の日中取引では下げ渋る場面もあると思うが行き過ぎということで25,000円前後までの下落も想定して置く必要もあるだろう。当面の底値模索という状況と思われ、26,000円前後まではすぐにでも戻すのではないかと思う。上に想定以上にブレたように今度は下に想定以上のブレとなるということだ。
 
欧米株が大幅安となったことから本日の日本市場も売り先行、下値模索となりそうだ。週末ということでの手仕舞い売り、日銀の金融政策決定会合の結果次第ではあるのだが、特に変更がないということであれば買い戻しも入るのだろうが、万が一、金融緩和の終了が示唆されるようなことがあれば大きな下落となるだろう。下値めどとなるような水準まで下落しているものもあるのだが、積極的に買いが入るということもなく、安値更新となるような割安銘柄は買い場ではないかと思う。指数に影響の小さい銘柄などで割安感が強い銘柄は案外値持ちの良いものもあると思う。
 
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