今週は米FOMC、日銀金融政策決定会合に注目!! 週末は米クワドルプルウィッチングがあり、波乱含み!!
2022-06-13
☆ 株式相場展望 -週報- ☆ 2022/6/12(日)
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☆ 今週の相場見通し
☆ 米国市場
先週の米国市場は持高調整の売り買いが中心で上がれば売られ、下がれば買われるという状況が続いたが、週末のCPI(消費者物価指数)への警戒と、実際に予想を上回る上昇となったことで利上げ幅の拡大などへの懸念が強まり、一気に手仕舞い売りに押される展開となった。FOMC(公開市場委員会)を控えている状況でFRB(米連邦準備制度理事会)の資産圧縮が始まっているタイミングでインフレ懸念が強まったことで金融緩和の終了のスピードアップや利上げ幅拡大への懸念から債券売り、株式売りを急ぐことになった。
今週も引き続き下値模索という状況になりそうだ。戻り相場が期待されるタイミングからの売り直しという状況で、FOMCやクワドルプルウィッチングを控えての持高調整の売り買いも進むことになりそうだ。特に、インフレが終息するような手がかりも期待できず、欧州での利上げの影響なども懸念されることになりそうで、下値を試すことになるのだろう。FOMCの結果次第、FOMCまでの持高調整の進展度合い次第では大きな波乱となりそうだ。ダウ平均やナスダック指数などが5月の安値を割り込むようなことになると売りが売りを呼ぶような場面も出てきそうだ。逆に割り込まないとなると買い戻しをい急ぐことになるのだろう。
今週は火曜日に卸売物価指数(PPI)が発表され、水曜日は小売売上高や輸出入物価指数、ニューヨーク連銀製造業景況指数、企業在庫、全米住宅建設業協会(NAHB)の米住宅市場指数などが発表される。木曜日未明にFOMC(公開市場員会)の結果が発表され、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見が行われる。夜には住宅着工件数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数が発表され、金曜日は鉱工業生産・設備稼働率や景気先行指数が発表される。
☆ 日本市場
先週の日本市場は米国株が右往左往するなかで空売りの買い戻しが主体で上値を試す動きとなった。先物・オプションSQ(特別清算指数)算出を控えての持高調整や買われすぎということでの空売りの積み上がりから、買い戻しを急ぐ動きで指数を大きく押し上げる展開となった。さすがに週末はSQ後に手仕舞い売りに押される形で大きな下落となった。基本的に目先の需給だけでの大きな上昇でSQが終わって反動安となったということだ。
今週は持高調整の買い戻し一巡感や米国での金融緩和の強化懸念から売り先行となりそうだ。米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合もあり、金融政策次第では大きな波乱となるのだろう。特に買われる理由があったわけではないなかでの上昇であり、円安も好感する動きばかりではないということで売り急ぐような場面も出てきそうだ。買い戻し一巡から手仕舞い売りを急ぐ動きになって、売り方の回転が効くような状況となれば、大きく下押すことになるのだろう。
ちょうど昨年9月や今年3月の急騰・急落というようなイメージでいいのではないかと思う。特に理由のないなかで買い上がられ、皆が強気なったところではしごを外されるということになるのだろう。押し目買いということではなく、下値模索が継続というようなイメージで対処して行く方がいいと思う。日米の金融政策に大きな変更はなく、日銀は緩和継続ということだろうし、FRBは利上げ幅や資産圧縮のスピードはどうあれ、インフレを押さえることが目的ということになるのだろう。割高感が強い銘柄には売り圧力も強まるだろう。
今週は月曜日に法人企業予測調査が発表され、火曜日は鉱工業生産指数確報値が発表される。水曜日は機械受注や第3次産業活動指数が発表され、木曜日は貿易統計が発表される。金曜日は日銀の金融政策決定会合の結果が発表され、引け後に黒田日銀総裁の記者会見が行われる。
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・NYダウ
クジラ幕相場も下に放れた形となった。25日移動平均線や基準線を下回り5月の安値を試すことになりそうだ。買い戻しなどで戻す場面も25日移動平均線や基準線までということになるのだろう。
予想レンジ 30,800ドル~32,300ドル
→ https://s-pyxis.com/weekly/ny.png
・ナスダック指数
25日移動平均線や基準線にサポートされていたものが割り込んで5月安値をうかがう展開となっている。今度は25日移動平均線や基準線が上値めどということになりそうだ。
予想レンジ 10,800pt~11,800pt
→ https://s-pyxis.com/weekly/nas.png
・日経平均
木曜日の上髭線が当面の高値と考えられる。25日移動平均線や基準線にサポートされるのかどうかを試すことになりそうだ。
予想レンジ 26,500円~28,000円
→ https://s-pyxis.com/weekly/nk.png
・TOPIX
みごとに3月の高値を抜けない水準できれいな上髭線となり、ここから下値を試すことになる。まずは25日移動平均線や基準線までの調整と考えればいいだろう。
予想レンジ 1,870円~1,950円
→ https://s-pyxis.com/weekly/tpx.png
・ドル円
調整一巡から再び高値を試す動きになってきた。ここで上値を抜けて一気に上昇というよりは高値圏での保ち合いとなるのだろう。
予想レンジ 129.0円~132.0円
→ https://s-pyxis.com/weekly/dy.png
・米国10年国債利回り
一気に上昇となった。遅行スパンが前回の高値の日柄にあり、「天-天一致」という日柄で天井となった可能性もある。週初に高値を抜ければさらに上昇となるのだろう。
予想レンジ 3.00%~3.20%
→ https://s-pyxis.com/weekly/bond.png
・今週の相場見通し
→ https://youtu.be/CE71oyOvpfo
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☆ 今週の相場見通し
☆ 米国市場
先週の米国市場は持高調整の売り買いが中心で上がれば売られ、下がれば買われるという状況が続いたが、週末のCPI(消費者物価指数)への警戒と、実際に予想を上回る上昇となったことで利上げ幅の拡大などへの懸念が強まり、一気に手仕舞い売りに押される展開となった。FOMC(公開市場委員会)を控えている状況でFRB(米連邦準備制度理事会)の資産圧縮が始まっているタイミングでインフレ懸念が強まったことで金融緩和の終了のスピードアップや利上げ幅拡大への懸念から債券売り、株式売りを急ぐことになった。
今週も引き続き下値模索という状況になりそうだ。戻り相場が期待されるタイミングからの売り直しという状況で、FOMCやクワドルプルウィッチングを控えての持高調整の売り買いも進むことになりそうだ。特に、インフレが終息するような手がかりも期待できず、欧州での利上げの影響なども懸念されることになりそうで、下値を試すことになるのだろう。FOMCの結果次第、FOMCまでの持高調整の進展度合い次第では大きな波乱となりそうだ。ダウ平均やナスダック指数などが5月の安値を割り込むようなことになると売りが売りを呼ぶような場面も出てきそうだ。逆に割り込まないとなると買い戻しをい急ぐことになるのだろう。
今週は火曜日に卸売物価指数(PPI)が発表され、水曜日は小売売上高や輸出入物価指数、ニューヨーク連銀製造業景況指数、企業在庫、全米住宅建設業協会(NAHB)の米住宅市場指数などが発表される。木曜日未明にFOMC(公開市場員会)の結果が発表され、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見が行われる。夜には住宅着工件数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数が発表され、金曜日は鉱工業生産・設備稼働率や景気先行指数が発表される。
☆ 日本市場
先週の日本市場は米国株が右往左往するなかで空売りの買い戻しが主体で上値を試す動きとなった。先物・オプションSQ(特別清算指数)算出を控えての持高調整や買われすぎということでの空売りの積み上がりから、買い戻しを急ぐ動きで指数を大きく押し上げる展開となった。さすがに週末はSQ後に手仕舞い売りに押される形で大きな下落となった。基本的に目先の需給だけでの大きな上昇でSQが終わって反動安となったということだ。
今週は持高調整の買い戻し一巡感や米国での金融緩和の強化懸念から売り先行となりそうだ。米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合もあり、金融政策次第では大きな波乱となるのだろう。特に買われる理由があったわけではないなかでの上昇であり、円安も好感する動きばかりではないということで売り急ぐような場面も出てきそうだ。買い戻し一巡から手仕舞い売りを急ぐ動きになって、売り方の回転が効くような状況となれば、大きく下押すことになるのだろう。
ちょうど昨年9月や今年3月の急騰・急落というようなイメージでいいのではないかと思う。特に理由のないなかで買い上がられ、皆が強気なったところではしごを外されるということになるのだろう。押し目買いということではなく、下値模索が継続というようなイメージで対処して行く方がいいと思う。日米の金融政策に大きな変更はなく、日銀は緩和継続ということだろうし、FRBは利上げ幅や資産圧縮のスピードはどうあれ、インフレを押さえることが目的ということになるのだろう。割高感が強い銘柄には売り圧力も強まるだろう。
今週は月曜日に法人企業予測調査が発表され、火曜日は鉱工業生産指数確報値が発表される。水曜日は機械受注や第3次産業活動指数が発表され、木曜日は貿易統計が発表される。金曜日は日銀の金融政策決定会合の結果が発表され、引け後に黒田日銀総裁の記者会見が行われる。
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・NYダウ
クジラ幕相場も下に放れた形となった。25日移動平均線や基準線を下回り5月の安値を試すことになりそうだ。買い戻しなどで戻す場面も25日移動平均線や基準線までということになるのだろう。
予想レンジ 30,800ドル~32,300ドル
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・ナスダック指数
25日移動平均線や基準線にサポートされていたものが割り込んで5月安値をうかがう展開となっている。今度は25日移動平均線や基準線が上値めどということになりそうだ。
予想レンジ 10,800pt~11,800pt
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・日経平均
木曜日の上髭線が当面の高値と考えられる。25日移動平均線や基準線にサポートされるのかどうかを試すことになりそうだ。
予想レンジ 26,500円~28,000円
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・TOPIX
みごとに3月の高値を抜けない水準できれいな上髭線となり、ここから下値を試すことになる。まずは25日移動平均線や基準線までの調整と考えればいいだろう。
予想レンジ 1,870円~1,950円
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・ドル円
調整一巡から再び高値を試す動きになってきた。ここで上値を抜けて一気に上昇というよりは高値圏での保ち合いとなるのだろう。
予想レンジ 129.0円~132.0円
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・米国10年国債利回り
一気に上昇となった。遅行スパンが前回の高値の日柄にあり、「天-天一致」という日柄で天井となった可能性もある。週初に高値を抜ければさらに上昇となるのだろう。
予想レンジ 3.00%~3.20%
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