主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 意外に強い相場が続いているが・・・ 28,000円の攻防となるのか!? SQ後の動き次第だが、まだまだ空売りも多い!!

2022-06-10
 おはようございます。
 
 梅雨も一服ということで今朝はすっきりと晴れている。梅雨の晴れ間はいつも気持ちが良いものだ。株式市場は米国株は冴えない展開だが、日本市場は目先の需給だけとはいえ、上値を試す動きとなっている。どこまで続くのかという中で米国株が急落となって目先の保ち合いを下に放れそうな雰囲気になっている。週末ということもあり、先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出もあり、波乱の一日となりそうだ。寄り付きにSQに絡む売り買いがあるのだが、その売り買いが終わった後にさらに売られるのか、買い戻しが入るのかがまずは注目されるところである。

 依然として買い戻しが主体とは言え堅調な展開が続いているが、昨年9月の相場も、今年の3月の相場も買い戻しが一巡となると今度は急落という展開となった。ここで踏ん張れるのかどうかが注目されるが、いずれにしてもまだまだ買い戻しの域を出ないということで下値模索の中での戻りということなのだと思う。欧州での金融緩和の終了が示されたことであとは日本だけということになり、円売りが強まることになる。インフレがまだまだ進むなかで消費に陰りが見られるようなことになると、一気にスタグフレーション懸念が強まることになるのだろう。
 
28,000円を超えても買い戻しが優勢という状況だが、米国株安を受けて本日は28,000円の攻防ということになりそうだ。28,000円を割り込むと売りが売りを呼ぶ形になる可能性も高く、再度下値を試すということもある。28,000円を超えると売られるという保ち合いになるのか、3月や昨年9月のように下値を試すことになるのだろう。
 
米国株が大幅下落となったことで本日の日本市場は売り先行となりそうだ。先物・オプションSQ(特別清算指数)算出で買いが入ると寄り付いてからさらに下落ということになるのだろうし、SQに絡む売りが多い状況であれば売り気配から始まるものが多くなり、寄り付いた後に買い戻しでどこまで戻すかが注目されることになる。目先の需給だけで戻した相場だけに、買い戻し一巡となったものから売られるということになりそうだ。欧州での利上げで日本だけが金融緩和を続けることになり、「日本売り」も懸念されるところだ。
  
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