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株式市場、先物・オプション市場

 持高調整の売り買いが中心!? 買い戻し一巡となるのかどうかで28,000円台が保てるかどうかということになる・・・

2022-06-08
 おはようございます。

 梅雨入りと同時に梅雨寒となっている。やはりこれも異常気象ということなのだろう。株式市場もインフレ懸念、スタグフレーション懸念が高まるなかで堅調な相場展開となっておりこれもまた異常な相場ということなのだろう。米国で金融緩和が終了するということで持高調整の売り買いが進んでいるということなのだろう。これまで売っていた物が買われ、買われていたものが売られるという展開なのだと思う。インフレが鎮静化するという見方もあるが、価格転嫁がうまく行っていないのではないかと思われ、企業業績にとってはマイナスなのではないかと思う。

 引き続き目先の需給要因で空売りが積み上がっての上昇となっている。どこまで上昇するかという状況にあり、これまでも何度もこうした買われすぎという状況をみてきているのでここで強気になれるかどうかということだ。買い戻しが一巡となって買い手がいなくなったところで手仕舞い売りが出たところで、再度空売りが積み上がるかどうかで相場が続くのかどうかということになる。昨年9月や今年3月の相場と同じような展開なのではないかと思う。まだまだこれから上昇が本番になると思うようなところが買い戻し一巡となって天井となるのだろう。

28,000円を付ければ売られるという状況だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が28,000円をしっかりと超えてきた。まだ買い戻しやETF(上場投資信託)のヘッジが中心と思われ、買い戻し一巡となるとやはり28,000円が上値だったということになるのではないかと思う。

米国株が高く、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことで日本市場も買い先行となりそうだ。ただ、米国でも持高調整の売り買いが中心と思われ、日本でも先物・オプションSQ(特別清算指数)算出を控えての持高調整の売り買いが中心と思われる。指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がっているだけに買い戻しが進むと上値を試すことになるだろう。ただ、ここで強気な向きが増えれば空売りが一気に減ることになり、今度は買い手がいないということで上値が重くなるだろう。

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