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株式市場、先物・オプション市場

 27,000円を超えてきたが・・・ 月末の売りもあって上値の重い展開か!?

2022-05-31
 おはようございます。
 
 今朝は雨が降って肌寒く、「梅雨寒」という天候になっている。昨日の暑さといい、極端に天候が変わっている。株式市場も昨日は大暴騰となったが、上がるにしても下がるにしても極端な動きが多くなっている。それだけ市場参加者の種類が限られているということだろう。「動いた方につく」「上がるから買う、下がるから売る」というような目先の値動きに連れて右往左往する参加者が多いということだろう。
 
 相場全体の大きな流れが変わったのかどうかということになるが、世界的な金余りの終わりが見えているということ、特に米国でのインフレに対する警戒だけでなく、金融の「正常化」に向けての動きが続くのだから、その影響は否めないと思う。さらにウクライナ問題が解決して目先の穀物輸出などが正常化したとしてもすぐに回復するわけでもなく、実際に解決するということでもなく、経済に対する影響も大きいだろう。そして、欧米と中露の対立は激しくなるということになるのだろうから、世界経済への影響などもまだまだ続くと思う。月末の売り、月初の買いというアノマリーのなかで目先的な戻しはとりあえず戻り売りで対処したい。
 
節目とみられる27,000円を超えたということで次の節目である27,500円~600円を試すこともありそうだが、そこがいっぱいということなのだと思う。何一つ変わったということでもなく、まだ26,500円~27,000円水準を中心とした保ち合いの中での動きということではないかと思う。
 
米国株が休場となったが一時期の悲観的な見方が薄れており、堅調な展開も期待される。ただ、昨日の反動や連休明けの米国株の動きをみて見たいということもあるので、上値は重いと思う。昨日の値幅の範囲での動きとなりそうだが、まずは27,000円を超えると売られるという雰囲気を打ち消せるかどうかということになる。さらに月末ということでの持ち高調整の売りも懸念されいったん下がるとなると売り急ぐ動きもあるかもしれない。
 
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