買い先行なのだろうが・・・　上値は重いと思う、週末の買い戻しに期待だが！？

　おはようございます。
　
　今朝はしっかりと雨が降っているが、まだ梅雨ということではないようだ。株式市場も米国株が大幅高となって底入れが期待されるが、特に何が変わったということでもなく、米国を中心とした世界的なインフレがおさまったということでもなく、下値模索という状況には変わりないと思う。買い戻し一巡となったものから売り直されるということもあるのだろうし、そういう想定で動いていた方がいいのではないかと思う。
　
　これまでの下落相場が続いていると思っていて、買わないうちに上昇したからといって空売りでもしていない限り損失になることはない。買いそびれて上がってしまったとしても上がり続けるものばかりということではないのだし、ここから上昇トレンドになったとしても押し目を買うとか、出遅れ銘柄を買うということで対処すればいいだけの話だ。逆に実はまだ下落トレンドが終わっていないということになれば、戻り高値で買うという最悪の状況になってしまう。そうした事態を避けるためにも先駆して上がった銘柄について行くということではなく、あくまでも出遅れ銘柄や割安銘柄にこだわってみても良いと思う。
　
米国株高を受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから再度上値の節目である27,000円を試すことになりそうだ。空売りが積み上がれば買い戻しが入り抜けることもあるのだろうが、上値の重い状況はまだまだ続くと思う。これまでのように26,500円～27,000円の保ち合いが継続していると見ていいのだろう。
　
米国株が大幅高となったこともあり買い先行となりそうだ。今度は戻りを試す展開が期待される。割安感が強い銘柄などで上げ一服となっているような商社株や銀行株が買い直されるのかどうかということになる。さらに昨日大きく売られた半導体関連銘柄などに買い戻しが期待される。週末の買い戻しが入るのと同時に月末の売りを意識して空売りが積み上がれば意外に大きな上昇となるのだろうが、買い戻しが限られると戻り売りに押されるということになる。買われすぎ感が強い銘柄などが指数先行という形で買い直されるのかどうかが注目される。
　
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