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株式市場、先物・オプション市場

 今日も月初の買いが期待されるが・・・ 下値模索での保ち合い相場がまだまだ続きそうだ・・・

2022-05-06
 おはようございます。
 
 昨日は暑い一日だったが、本日も暑くなるようだ。本当に春と冬がなくなっているが、日本市場が休場中の米国株式市場もまさに夏と冬が交互に現れて乱高下となっている。それだけ、目先の値動きにあたふたとする右往左往する参加者が多いということだ。米著名投資家のウォーレン・バフェットとチャーリー・マンガーのコメントでも「ギャンブル」として参加している人が多いと述べていたが、まさに米国の株式市場も日本市場と同じように「鉄火場」と化しているということだ。

 ただ、我々としてはバフェットやマンガーのように考えていけばこうした暴落時にしっかりと買い場を探すということでいいのだろうし、「○○さんが買っている」という銘柄よりは、誰も注目していないような割安銘柄を探すということでいいのだろう。本日は月初の買いがみられると思うが、少し長い目で考えてみるということでいいのではないかとおもう。米国での利上げ、日本での金融緩和継続もいつまでも続くということでもないのだろうから、足元がふらふらしている時にこそしっかりと踏ん張る場所を探せばいいと思う。引き続き割安銘柄に注目であり、半導体関連銘柄や電子部品株などが大きく下落する場面では買い場を探してもいいだろう。引き続き金融株も注目している。
 
想定水準は全く変わらず、26,500円~27,000円を中心とした保ち合い継続ということでいいのだろうが、米国市場次第、ここからの決算発表次第では26,000円を割り込むような場面もみられるかもしれない。
 
引き続き連休の谷間だが、本日の日本市場は軟調な展開となりそうだ。足元の決算は好調なものもみられるが慎重な見通しを示す銘柄も多く、米国のインフレ懸念、スタグフレーション懸念なども日本市場への影響は大きいと思う。日本でもインフレ懸念が強まる中での金融緩和継続、スタグフレーション懸念が強まり、割高銘柄などを中心に売り急ぐ場面も出てきそうだ。
 
休日前に述べたように、米国は波乱含みとなっている。ただ、事実を見ていけば、米国を筆頭に世界的なインフレが進んでいるということ、そしてスタグフレーション懸念が強まっているということ、さらに中国の景気鈍化、ロシアの経済制裁の影響やそれに引きずられる感がある原油価格の上昇、と少なくとも相場全体を買い上がるような相場ではない。
 
連休中の米国市場のようにジェットコースター相場ということはそれだけ目先の値動きに振り回される参加者が多いということであり、まさにバフェットとマンガーが言っていた「ギャンブル相場」ということなのだろう。「賢明な投資家」は何をするのか考えるといいと思う。
 
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