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株式市場、先物・オプション市場

 連休の谷間で動き難いのだろうが、月初の買いで堅調な展開となるのか!? 米国株に連れ安となるのか・・・ 

2022-05-02
☆ 銘柄ピックアップ ☆

トレックス・セミコンダクター(6616) 2,290 △ 57
 底堅さが確認されて買いシグナルとなった。まだ、保ち合いのなかという見方もできるが、雲のねじれを目指すような動きが期待される。

SEMITEC(6626) 6,510 △ 250
 変形の赤三兵のように小さな陽線が続き買いシグナルとなった。25日移動平均線や基準線、雲の下限である先行スパン1を抜けるのではないかと思う。

ビジネスB太田昭和(9658) 1,384 △ 45
 まだ25日移動平均線や基準線を抜けるというところまでいかないが底堅さが見られ、動き出すと一気に抜けるだろう。


☆ 本日の投資戦略 ☆

株式ポートフォリオ

やはり米国株も足元の決算というよりは先を見ての懸念が強いという感じだ。自国内でのインフレ懸念、そしてそれに伴う金利上昇、さらにロシアの経済制裁の影響や中国の景気鈍化懸念など諸々懸念材料も多いということだろう。さらに好調な決算を発表しても買いが長続きしないということも地合いの悪さを物語っている。

日本市場でも日銀の金融緩和継続が好感された形であり、本当に円安が企業業績を持ち直させることができるのか、インフレは一過性のことなのか疑心暗鬼になって、売り直されると思う。中国のロックダウンの影響などが特に問題視されていないが、問題視した方がいいと思う。

先物・オプション戦略

中国のロックダウンや米国の混乱などを見ていると、まさに2020年3月の暴落のような雰囲気になっている。あえて中国の問題が大きく取りざたされていないが、2020年の暴落は新型コロナウイルスであり、2015年夏の暴落など中国がらみでの暴落が多いことは気にしておいてもいいと思う。

さらに、2015年夏の暴落も、2018年秋から冬の暴落も米国の金融緩和の終了であり、さらに遡ると2013年の「セル・イン・メイ」も金融緩和の終了であり、その後の二番底を付けたところは中国の債務問題だった。いずれにしても米国の金融緩和の終了は確実なことであり、その影響は小さくはないと思う。