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株式市場、先物・オプション市場

 買えない状況はわかっていたことばかりなのだが・・・ 悪材料への過小評価の修正は続くのだろう・・・

2022-04-27
 おはようございます。
 
 昨晩は嵐だった。今朝もまだ嵐の気配が残っているが、まさに株式市場も春の嵐となっている。世界的な金余りからの変化でインフレ懸念が強まるなかでやはり、買えない状況だということであり、買い材料もないので買い気も相変わらず乏しいということだろう。少なくとも売られない状況なのかもしれないが買えない状態は続くということだろう。

 今更、米国では中国のロックダウンの影響が云々と言っているが、既に分かっていたことであり、最近の市場では目先のことばかリ、その場のことばかりで誰それが買っている。自社株買いがどうした、増配だの減配だのと分かりやすいことにしか反応していない感じだ。特にここ10年くらいの傾向だが、最近は本当に目先のことばかり気にしているということだろう。2020年の3月の暴落も新型コロナウイルスの影響を過小評価した結果であり、今回も諸々買えない材料、売られる材料というのは分かっていた事ばかりだ。ゴールデンウィークでもあり、少し先を見て投資戦略を考えるいい機会だと思う。
 
26,500円どころから今度は一気に26,000円水準まで下落となりそうだ。そこで下げ止まるのかどうかということだが、売りが売りを呼ぶ展開になればさらに下値を試すうことになりそうだ。ただ、逆にそこまで売り急ぐほど買われててもいなかったので、26,000円水準で下げ渋るとすぐに26,500円程度までは戻すのだろう。
 
米国株が暴落となって、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も大きく売られたことなどから本日の日本市場は大きな下落となりそうだ。下値の節目とみられる26,000円を試すように指数に影響の大きな銘柄から売られるということになりそうだ。米国で半導体関連銘柄の下げもきつくなっており、日本市場でもハイテク銘柄などは決算発表を控えて売り急ぐ動きが出て来るのかもしれない。日銀金融政策決定会合も始まり、明日の結果発表を待たずに特に変わらない政策ということでインフレ懸念が増す可能性もありそうだ。
 
想定したような動きになっているが、今度は下値を試すことになる。中国のロックダウンの影響がどこまでかという懸念も残るがまずはこれまでの想定通り、ここから26,000円まで下がるのかさらに下がるのか、あるいはそこまで下がらないのかわからないが底堅さがみられるという前提で良いと思う。
 
今度はプット売りのタイミングを計るということになりそうだ。さらに下落するという可能性もあるので慎重に見たいところだが、いったんはプット売りで対処したい。ミニ先物を売っても良いがまずはプット売りのポジションを一つ作るということでいいだろう。後は日経平均VIなどを見ながらということになる。
 
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