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 米国株安に連れ安となるのか!? ここは行き過ぎだと思うので、再度下値を試す動きに!!

2022-04-22
 おはようございます。
 
 昨晩は結構雨も強かったが、今朝は薄日が差している。春らしい雨と言えば春らしく木々の緑が濃くなっている。株式市場も変化が見られ戻りを試す動きだったが米国に見られるように今年は金利動向などに振らされる年である。日銀のスタンスはまだ金融緩和の継続だが、どこまで続けられるのかという状況であり、日本でも日銀の金融政策決定会合のたびに「今度はどうですか?」というような雰囲気になるのではないかと思う。

 インフレが進んでいることは確かであり(以前からすでに始まっていたが)、いつまでも金融緩和と言っていられるのかどうかということだと思う。逆説的ではあるが、インフレが進み、金融緩和が終わるということであれば、やはり、自社株買いよりも従業員の給料を優先するような雰囲気にならないと株式市場全体の底上げは無理だと思う。金融緩和が終了するということになれば、買われすぎ銘柄が再度買われすぎるということもないのだろうし、自社株買いだけでは株価の買われすぎは説明できなくなるのだろう。業績に見合った株価水準に落ち着くものも多くなると思う。
 
27,500円を超えて上値を試す動きとなっているが、買戻し一巡となるものから売られるということだろう。節目と見られる27,500円を下回ると今度は再度27,000円を目指すことになるのだろう。そして27,000円でいったんは下げ止まってもさらに下値を試すということなのだと思う。これまでの想定通り、保ち合いが続いているということでいいのだろう。
 
米国株が大幅安となったことや週末の手仕舞い売り、そしてここまでの急騰の反動から売り先行となりそうだ。米国でも改めて買われすぎ銘柄の修正安が見られており、日本でも目先的な買戻しから上昇した銘柄などが売り直されるのではないかと思う。決算発表を控えての手仕舞い売りや戻り売りもかさみそうで大きな下げとなるのではないかと思う。
 
引き続き保ち合いを前提に対処していけばいいと思う。26,500円~27,000円が中心というところから、27,000円~27,500円が中心となるのかどうかということだが、決算動向次第ではあるものの、26,500円水準まで再度調整はあると思われる。そして調整が行き過ぎると26,000円前後までは下落となるのだろう。
 
我々の戦略としてはここは下向きに考えていたわけであり、今度はまずは27,000円までの下落は想定しても良いと思う。決算次第ではあるもののTOPIXの算出方法の変更や日銀の金融政策決定会合を控えて買えない状況は続くとみられる。
 
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