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 買えない状況は続く・・・ 下値を試す展開に!?

2022-04-12
 おはようございます。
 
 今朝も良い天気で昨日同様に暖かくというよりは暑くなりそうだ。4月に真夏日というのは異常気象だと思うが、最近ではこうした異常が通常となっている。株式市場でも異常な反発が見られたが結局は行って来いという状況で、特に理由のないなかで目先の需給だけで買い上がられるということが「通常」となって、特に理由のない中で売られるのも「通常」ということなのだろう。

 ただ、結局は業績面から見て買える企業かどうかということであり、目先の値動きで右往左往する参加者と、じっくりと本来の投資を楽しむ参加者がいるということだ。投機的というよりもさらにゲーム感覚で参加している人も多いと思うし、何が正解かということはそれぞれが正解ということなのだろうが、目先の値動きに右往左往せずに資産が増えると良いと思う。こうした相場が落ち着かないときや金利が上昇するなどの混乱がみられるときは本来の投資を考えてみても良いのだと思う。
 
27,000円水準での上値の重さが確認された形で今度は下値を試す動きになるのだろう。積極的に買い上がる材料もなく買戻しくらいしか買いが入らないという状況なので、戻れば売りという感じで下値の節目とみられる27,000円あたりまで調整となるのだろう。本日は27,500円を試すことになるのか、買戻しが入り下げ渋るのか、指数に影響の大きな銘柄次第ということだろう。
 
米国株安を受けて売り先行となりそうだ。ただ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が下げ渋りとなっており、下値を試す動きながらも案外底堅さが見られるのではないかと思う。空売りが積み上がっている銘柄などは買戻しも入るのだろうが、引き続き買い気には乏しいと思われ、下値を試す動きになるのだろう。
 
案外夜間取引で先物が売られず、しっかりとしていた感もあるが、それだけ日経レバレッジなどの空売りも多いということだろう。ただ、我々としてはコール売り継続ということであり、大きく突っ込むことがあればプット売りのタイミングを計るということで良いだろう。
 
引き続き戻ればコール売りという作戦でよさそうだし、大きく突っ込んでボラティリティーが上昇するようであればプット売りのチャンスということだ。中途半端な下げであればさらに下がるということを想定しても良いと思う。いったんは27,500円で下げ止まるのだろうが、決算発表が芳しくないというようなことになれば27,000円まで下落することになるのだろう。
 
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